以前はよく AMD の石をつかってきた (「Pentium (586) 系のパソコン」,「AMD の石を偏愛してきた理由」 参照) 私が,最近は Celeron 1.3 GHz, Celeron D, Celeron 440 など,Intel の石ばかり買っています. ここではその理由を書いてみたいとおもいます.
AMD の石をよくつかった理由は既存の PC をいかして性能向上させるのに適していたからということでしたが,Celeron 1.3 GHz を買ったのも同様の理由からでした. 1990 年代なかばから Wintel マシンをつかってきた私のてもとには,何台も AT 電源がついたマシンがあります. それらを再利用するのに適当な P3 マザーボードがあったからというのが理由です. TX810EU というそのマザーボードには ATX 電源もつかうことができましたが,AT 電源をつけてそのスロットをつかうことで Pentium III や Celeron のマシンをつくることができました.
最近では Athron 64 系列の CPU がけっこうつかわれていて,私もそれをつかってみたいとはおもっているのですが,ほしい性能・ほしいサイズのマシンをできるだけ安価につくろうとすると,Celeron をつかうことになってしまうのです. 最近は Cube サイズのほうがあつかいやすいとかんがえて,Athlon 64 がつかえる Cube サイズのベアボーンもさがすのですが,安価なものはみつかりません. そのため,Celeron をつかうことになってしまいます. 昨年は Celeron D のマシンを 3 台つくりましたが,最近そのうちの 1 台が不調になって,あわててつかったのは Celeron 440 でした. Celeron といっても,Celeron 1.3 GHz (P3 系),Celeron D (Pentium D 系),Celeron 440 (Core 2 Duo 系) はそれぞれアーキテクチャがかなりちがうのですが,マザーボードの内容はよく似ています.