道路公団に関しては,猪瀬 直樹 が 「日本国の研究」 でするどく追及し,猪瀬自身が民営化委員会のありさまを 「道路の権力」 と 「道路の決着」 に記録している. しかし,とくに後 2 者は当事者による記録である. この本の価値は中立的な立場で調査し,公団や民営化の問題点を追及したところにある. 猪瀬 直樹 の本や 田中 一昭 の 「偽りの民営化」 などとあわせて読むとこの問題をよく把握することができる.
評価: ★★★★☆
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