「Windows Vista 用ベアボーン PC の導入」 という項目に書いたように Windows Vista (ウィンドウズ・ビスタ,ウィンドウズ・ヴィスタ) 用のマシンを買って,Windows Aero (ウィンドウズ・エアロ) が動作するように Radeon X1050 というグラフィクス・カードを買いました. これでなんとか Windows Aero がうごくようにはなりましたが,どうもまだいろいろ問題があるようです.
第 1 の問題は,Windows Aero がちゃんとうごいているとはいえないことです. すぐに気づいたことは,Explorer (エクスプローラー) で 「特大アイコン」 を表示させているときに不可解な現象がおこることです. アイコンをドラッグしたときなど,横長の写真に対して,あきらかにかたちがちがう縦長の領域の色がかわるばあいがあることです. その領域が上下のアイコンとかさなるので奇妙です (右図参照 (2007-11-17 図追加)). いまはおもいだせませんが,ほかにも類似の奇妙な現象がおこることがあるようです. しかし,これらの現象はそれほど害がありません. もっと重大なのは,最近,マシンがハングすることがあるということです. 確実ではありませんが,これも Windows Aero やグラフィクス・カードに関係があるようにおもわれます. カードの Vista 用ドライバがまだ安定していないのかもしれません.
第 2 の問題点は,Second Life (セカンドライフ) が動作しないことです. 「インタラクションの機会がかぎられる Second Life (?!)」 という項目に書いたようにこのマシンではセカンドライフ (Second Life) が動作しません. Windows Aero が動作するくらいのグラフィクス・カードなのですから,セカンドライフも動作してよさそうなものです. しかし,Windows Aero とセカンドライフとでは必要とするグラフィクス機能がちがっているので,Windows Aero が動作する最低限の機能しかもたない Radeon X1050 ではセカンドライフの要求をみたさないということです.
というわけで,セカンドライフがうごくようにするかどうかはともかくとして,なにかしら対策が必要なようです. とはいえ,いまはどうすればよいのか,わかっていません.