武田 邦彦 は 「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」 という本にひきつづき,「環境問題はなぜウソがまかり通るのか 2」 という本でもペットボトルのリサイクルの問題点を指摘しています. リサイクルは環境負荷をかえってたかくするので,ペットボトルを 5 回つめかえてつかうことをすすめています. 回数を意識したことはありませんが,ペットボトルをくりかえしつかうのは私が実践してきたことでもあります. また,私はふだんはなるべくペットボトルの飲料を買わないようにして,かわりに紙パックの飲料を買うようにしています.
私は,会社への出勤の際に 1 ~ 2 日に 1 回,1 リットルのお茶などを買っていきます. 会社のなかでもペットボトル飲料は売っていますが 1 リットルの紙パックは売っていないので,駅から会社にいく途中にあるコンビニで紙パックのものを買っていきます. 紙パックのものよりペットボトル飲料のほうが味はよく,2 ~ 3 リットルのものを買えば値段もそれほど差はないのですが,それでも紙パックを買うのは,計算はしていませんがそのほうが環境負荷がひくいだろうとかんがえてのことです. なお,このコンビニでの買物に関して,レジ袋については 「“マイバッグ” よりレジ袋の反復使用」 という項目で計算をこころみました.
それでも,紙パックはもちあるくのには適さないので,出張の際や休日にでかけるときなどはペットボトルをもっていきます (写真は 「ペットボトルを利用して理科の実験・観察をしよう」 から借用). こういうときに買ったペットボトルは保存して,再利用しています. 休日に家からでかけるときは,麦茶をわかしてペットボトルにつめて,もっていきます. また,数日間の旅行をするときなどは,からの 500 ml のペットボトルを 2 ~ 3 個もっていって,おおきなペットボトルなどからつめかえて,つかうようにしています.
これまでのところは,こういうときに買うのもペットボトルなので大幅な節約にはならないのですが,おおきいペットボトルのほうが相対的にプラスティック使用量がすくないので,多少の節約にはなるはずです. 会社にいくときと同様に紙パックを買うようにすれば,もうすこし節約できるはずです. ペットボトル飲料の会社にはわるいのですが,今後もさらにペットボトルの使用量をへらしていこうとおもいます.