「ついにこわれた洗濯機! ― 洗濯・乾燥の方法と洗濯機の買いかえ」 と 「ニューロやファジィはどこへいった?! ― 洗濯機の流行と普遍性」 という項目に書いたように,洗濯機がこわれたので買いかえることにしました. 日立の NW-5FR という洗濯機を買いましたが,シンプルなつもりがかならずしもそうでなくて,ちょっとばかり,ふりまわされています.
「ニューロやファジィはどこへいった?! ― 洗濯機の流行と普遍性」 に書いたように,乾燥機はいらない,選択に塩や銀イオンのような特別なものはつかわなくてよいということで,古典的な全自動洗濯機にしました. ただし,最近のはやりの 「風乾燥」 はついていてもじゃまにはならないだろうとかんがえたので,それはついている機種をえらんでいます.
まえの洗濯機 KW-S311 (これも日立製) とくらべると,KW-S311 は洗濯槽がプラスティックでできたいたのに対して,NW-5FR はステンレスです. KW-S311 の洗濯槽にはとくにその外側にカスがついていたので,それがつきにくくなるだろうとかんがえられます. 容量は 3.6 kg から 5.0 kg にふえているのに,洗濯槽はだいぶちいさくなっています. 最近の洗濯機は節水のために洗濯槽がちいさくなっているということですが,水量をおまかせで洗濯してみた妻の感想は,水がすくないためにしわができやすいということでした. マニュアルによれば水はふやせるはずなのですが,そのためには,もうすこしつかいなれる必要があるようです.
洗濯がうまくいっているかどうかをたしかめるために,ふたをそっとあけてみたくなります. KW-S311 ではそれはかんたんにできたのですが,NW-5FR では 「チャイルドロック」 機能なるものがついていて,運転中はふたがあかないようになっています. 「チャイルドロック」 といっても,こどもがあけられないようにするだけではなくて,おとなも (停止させないかぎり) あけられないわけです. 洗濯のモードがたくさんあるのに LED の個数を節約していて,LED が点滅するかどうかでくべつするようになっています. なれないと 「標準」 と 「毛布」 をまちがえて,「どうしてこんなに長時間,洗濯しているんだろう」 ということになってしまいます.
もうひとつかわったのは価格です. まえの洗濯機は 4 万円くらいで買ったと記憶していますが,今回は 23000 円ほどでした. まえの洗濯機の処分にけっこうな費用がかかるので,それを 23000 円にうわのせすると差はちいさくなりますが,容量と機能はふえて,価格はさがっています. kakaku.com によれば 1 カ月まえは 20000 円をきっていたようです. そして,いましらべると,最安値の店がやめたので 28000 円ほどにあがっています. それでもまだ 4 万円よりはかなりやすくなっています.