コードレス電話機の必要性を感じたことはあまりありませんでした. しかし,母のための電話機をえらぶ過程で 5000 円台で買えるものがあることがわかったので,ためしてみることにしました. シャープの JD-V32CL という機種です. これまでパイオニアの電話機でつかってきたナンバー・ディスプレイ機能,なりわけ機能,迷惑電話防止機能などがひきつづき使用できることが条件でしたが,それらをかるくクリアして,これまでつかえなかったいくつかの機能も追加されました. まだつかいはじめたばかりなので,わからない点もありますが,とりあえず快適につかえそうです.
これまでは非通知設定された電話機からの電話は拒否するようになっていました. しかし,これはいささかきびしすぎる設定のようにおもえます. 拒否されて非通知設定をはずしてかけなおしたのに留守番設定されていて,結局あきらめて電話をきってしまうひともときどきいるようです (マンションなどのセールスの電話だとおもうので,ほっておいてもよいとはおもいますが…). また,公衆電話からの電話の際には発信者番号を手入力するようになっていました. これに関しては私自身が家に電話する際にも不便を感じていました. これらはいずれも留守番電話機能によって代替できるようになりました. 迷惑電話に関していえば,留守番設定になっていてもすぐに電話をきるひとがほとんどなので,この設定のほうが便利だとおもいます.
これまでも,なりわけ機能をつかって家族からの電話をベル音でくべつできるようにしてきましたが,この電話機でも同様の設定をしました. ところが,子機は当面おなじへやに設置するので,親子両方のベル音をメロディにすると,それらがずれて再生されて,きくにたえないことがわかりました. そこで,子機のほうはメロディをつかわないようにしました.
母のために買った TEL-DH5 についてもためしましたが,おなじように子機をほかのへやにもっていって,つかってみました. 無線 LAN (WiFi) がとどきにくい場所でも,TEL-DH5 と同様にだいたいどのへやでもつかえるようです.