DIY ツールとしていろいろなものをつかってきましたが,そのなかでパイプカッターは比較的最近,つかいはじめたものです. 数年前に移動式書架をつくるときに最初につかいましたが,その後,パイプ脚のテーブルをつくるときにもつかいました.
パイプカッターは金属パイプを切断するための道具です. パイプをはさんでネジをしめてはパイプをまわすという操作をしばらくくりかえすと,パイプが切断されます. 切断するための刃はちいさな円形のものです. 移動式書架につかったパイプは鉄製のパイプにすずメッキをほどこしたものであり,すべてが金属でできています. パイプカッターはこういうパイプの切断がもっとも得意です.
それに対してパイプ脚のテーブルにつかったパイプはまわりをプラスティックでおおっています. プラスティックの切断にはあまりむいていません. まわすときに抵抗がおおきくなってしまいます. しかし,ここでつかった 「スペーシア」 (Spacio) というパイプ,あるいはそのもとになった矢崎のイレクターはプラスティックが比較的うすいので,パイプカッターで切断することができます.
買ったときに替え刃が 1 枚ついてきました. 移動式書架をつくるときにさんざんつかったので,その後は替え刃のほうをつかっていますが,もとの刃もまだネジにつけてあります. わけて保存していると紛失しやすいからです.
いまのところ,この 2 回しかつかっていません. パイプカッターは,やすいものなら 3000 円以下で手にはいるので,1 回の使用でも十分,もとがとれます. また,それほど場所もとりません.