江戸時代末期以降の日本の洋風建築の歴史を 上 下 2 巻にわけて解説している. 下巻では明治の建築家たちが成熟し,さまざまな流派にわかれて伝統的な様式でさまざまな建築をたてていくところからはじまるが,地震とのたたかいがひとつの焦点である. 関東大震災の復興の際などにつくられ,最近しばしばツアーがくまれている同潤会アパートや復興小学校などがとりあげられている. また,短期間にアールヌーボーやさまざまなモダニズム (表現派,ライト派,バウハウス派,コルビュジェ派など) のなかをはしりぬけていくさまがえがかれている.ナチスの影響なども分析されている. 興味をひかれる点がおおい.
評価: ★★★★☆
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