「光をもとめる (?) エンドウの苗」 にも書いたように,ツルありのエンドウをそだててきた. 最近それに花がさいて,実ができつつあるところだ. ところが,支柱はたてているのだがそれにツルがからみつかない. そのため,最近になって茎がおれるようになってきた. どうやらもうすこしくふうが必要だったようだ.
まだ収穫していないので,なにが成功しなにが失敗したのか,まだちゃんと評価することはできない. しかし,すくなくとも 2 つの失敗があったようだ.
第 1 は支柱とツルの処理である. あまりてまはかけないことにしているので,支柱だけたてて,それ以上のことはしてこなかった. ツルが支柱にからみつけばそれでよいのではないかとかんがえていたのだが,実際にはツルは支柱にからまなかった. 写真をみても支柱がやくにたっていないことがわかるだろう. からまない理由はよくわかっていないが,可能性があるのは,ふとすぎてからみにくいこと,表面がすべりやすいので,からんでもすべってしまうこと,支柱は垂直だが水平のもののほうがからみやすいことなどがかんがえられる. うまくからまないとしても茎がふといのでだいじょうぶだとおもっていたが,どうもそうではなかったようだ.
茎もはえぎわはほそい. うえのほうが,ふとくなっている. しかし,これまでなんとか,折れずにいた. ほそいところが折れるかというと,かならずしもそうではない. ほそいところはしなやかだが,ふといところはそうでないので,かえって折れやすいようだ. しかも,こまったことに茎にツルがからまって,ひっぱりあう結果,茎がおれてしまうことがあるようだ.
ツルがからまないともうひとつまずい点は,プランターからはみだして,となりの植物におおいかぶさるばあいがあることだ. 写真にはないが,以前はとなりにネギがあり,それにツルがからみついていたし,ひあたりをわるくしていた.
茎がおれてしまうと水や養分がいかなくなるから,ついに対策にのりだした. 茎を支柱にくくりつけたのだが,これはなかなか手間がかかる. 支柱をたてるだけでなく支柱間にネットをはるなどして,ツルがちゃんとからみつくようにしてやる必要があったようだ. しかし,いまとなっては手間をかけて,たすけてやるしか方法がないようだ. 来年はもっとうまい方法をかんがえることにしよう.
第 2 の失敗は枯れたようにみえたヤツをぬいてしまったことだ. はえぎわの茎はほそくて,葉も枯れている. そのため,枯れたようにみえたヤツをぬいてしまったのだが,実は花がさいていたのである. あわててうめもどしたが,むりやりぬいてしまったあとなので,うまく回復しなかった. これもちゃんとツルをからませなかったために茎が必要以上に左右にまがって,わかりにくくなっていたことにひとつの原因がある.
関連項目 (2009-4-19 追記):