「光をもとめる (?) エンドウの苗」 や 「ツルの処理に失敗したエンドウ」 などの項目に書いてきたエンドウがようやく収穫期をむかえた. かなりひどい虫害にあっているので,あまりながい期間は収穫できそうにないが,とりあえず 2 週間くらいは収穫できそうだ.
まず花と実の写真をのせておく.
豆がほとんど成長しないうちに収穫してしまうと,あおくさいだけでうまみがない. 右の写真のように,すこしふくらんだところで収穫してみた. とはいっても,かなりバラツキがある.
虫害というのは,葉を内側からくいあらす虫によるもので,そのため下のほうの葉はほとんど枯れてしまっている. ナモグリバエというらしい. しだいに上部まで侵蝕されてきているので,あらたな花はもう,さきそうにない. ようやく駆除にのりだしたが,左の写真のように,葉をすかしてみるとたくさんいる. 全部あわせると 1000 匹以上かもしれない. 葉をおさえて,だいぶつぶしたが,全然おいつかない.
1 匹の幼虫が葉を食いつくすと他の葉にうつっていくために被害がひろがるのかと勝手におもっていたが,観察してみると,そうではないようだ. 1 枚の葉を何匹もの幼虫がたべて,たべつくして枯れてもそこにサナギとしてとどまるようだ.
もっとはやく対策していれば,こんなにひろがらずにすんだだろうか? いずれにしても,きちんと駆除するには農薬にたよるしかないだろう. 今年はツルの処理にも失敗しているので,ここまでにしておくことにした. 来年もつくることにしたら,もっときちんと対策することにしよう.
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