「XML 自動生成で人間はバカになる ?!」 という項目でも書いたのだが,XML テキストは人間にとってよみやすいものではない. しかし,それもくふうしだいで,かなりましになるとおもえる. つまり,XML タグ専用フォントをつかえばよいとおもう.
すでにこういう目的のフォントがあるのかどうか,しらない. あるけれどもつかわれていないだけかもしれない. しかし,すくなくともすぐにみつけることができないので,私がかんがえているフォントをつかうとどうなるか,右図に書いてみよう (まだフォントをつくったわけではない).
このフォントの特徴は 2 つある.
- タグの内部で使用する文字はハッチングする.
- アングル・ブラケット文字 ("<", ">") はアングルをゆるくして,かつ,ひらきかっこは右側だけ,とじかっこは左側だけをハッチングする.
これによって,右図のようにタグがひとまとまりにみえる. XML の難点のひとつはタグとそれ以外の部分が即座に分離できないことにあるとかんがえられるが,このフォントをつかうことによって即座に分離できるようになる.
ここでは既存のフォントにハッチングしただけだが,フォントを設計する際は文字のおおきさもくふうするとよい. つまり,タグのための文字はアングル・ブラケット以外もややはばをせまくしたほうがよいとかんがえられる. タグの部分は比較的情報がすくないからである.
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