「家庭用交換機からコードレス電話へ」 という項目に書いたように,これまでつかってきた家庭用 PBX (交換機) がこわれたので,コードレス電話にとりかえた. とりかえるのは機能が似ているからだが,ちがうところもある. ここではこれらの製品の機能のちがいを比較してみる.
機能のちがいで最大のものは,コードレス電話ではドアホンがあつかえないということだ. これまでつかってきた交換機はドアホンも内線電話のひとつとしてあつかわれている. だから,どのへやからでもドアホンに応対することができた. しかし,コードレス電話には,通常,ドアホン機能はない. ドアホンがつけられる機種をさがすこともできたかもしれないが,今回は子機がなるべく安価なものというのが選択基準だったので,ドアホンに関する要求はみたせなかった.
つぎのちがいは,コードレス電話では特定の無線子機しかつなぐことができないのに対して,交換機にはどんな有線電話機でもつなげることだ. これまでいろいろな電話機をつかってきたが,コードレス電話にかえたとたん,これらはつかえなくなってしまった. これは,いささかさびしいことだ.
これら以外には,あまりおおきなちがいがない. どの電話機からでも外線につなぐことができるし,内線通話もできる. 内線通話の機能も,個別通話があり,一斉よびだしがあるなど,おなじようなものだ. だから,とりかえることができたわけだ.
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