東京駅丸の内からの散歩で，常盤橋をわたって日本銀行にちかづくと，まずみえるのは貨幣博物館だ． さきをいそがないなら，はいってみてもよいのだが，きょうはやめておこう．
日銀の建物は，最近はとくによくテレビでうつされる． 貨幣博物館に面しているのは旧館だ． ここには外国人もふくめて何人か観光客がいる． 内部を見学するにはすくなくとも 1 週間前までに連絡する必要があるということだ． 連絡しても日曜日にはみられないのだろう．
貨幣博物館の反対側に新館があるが，旧館と新館とのバランスはあまりよいとはいえない． 新館も中層と低層の 2 つにわかれているが，そのよび名などは Web でしらべてもよくわからない． セキュリティ対策などのために，最低限の情報しか公開されていないのだろう．
このあと日本橋をとおる． ここは日本銀行よりは観光客がおおいが，高速道路に圧迫されていて，私はあまりすきではない (「日本橋上の高速道路の撤去に関する意見書」 参照)． それでも，モニュメントをながめ，写真にうつす．
日銀付近はやはり銀行がおおい． 三菱東京 UFJ 銀行があちらこちらにある． 合併したせいで分散しているのだろう． 日本橋をわたるとそこにも三菱東京 UFJ 銀行があるのだが，比較的あたらしい建物の一部として，ふるい入口が保存されているようだ．
兜町をめざして東にすすんでいくと，日本橋郵便局があり，うんちくが書かれている． そのむかいには三菱倉庫の建物があり，現在は工事中だが，これもみるべき建物のひとつかもしれない．
兜町といえば証券取引所だが，外部からみてもとくにどうということはない． もっとも，なかにはいっても，むかしとはちがってとくにどうということはないとおもうのだが…
