SFF Symposium のためにテキサス州オースティンにきている. 最高気温が 40℃ 以上もあってとてもあついから,観光は基本的に朝にかぎることにしたが,学会がはじまるまえに下町まであるいてみることにした.
オースティンには 20 年以上まえに一度きているが,そのときは学会の開催場所が MCC (Microelectronics and Computer Consortium) であり,もっと北にとまった. 今回の学会の場所はテキサス大学であり,まちの中心にちかい. そのため,とまったホテル (Days Inn) もまちにちかい. だから,徒歩観光が適当だ.
朝 7 時まえにホテルを出発して,まず,比較的ちかい学会会場の建物をたしかめた. そこから南下していく. 学内にはいくつもの競技場がある (下の写真). おおきなイベントのときには収入もすくなくないのだろうが,それほど頻繁につかわれるとはおもえない. 日本の大学ではかんがえられないことだ.
学内にはおおきな木がいくつもある (下の写真).
学内にはまた公園がある (下の写真). 公園には木や花のほかに,彫刻などもある. 南端ちかくにある Centennial Park というちいさな公園には,さらにタイムカプセルがあった. 1 世紀たったらあけてみるつもりなのだろう.
このあたりでよくみかける動物は写真の鳥 (なまえはしらないが,かんだかい声でなく) とリスだ.
ここにはまた小川があり,その横に歩道がある (下の写真). 工事のために歩道の一部は閉鎖されているが,それ以外の部分は比較的ごみもすくなくて,あるきやすい. ただし,まちなかだからしたたがないが,水はそれほどきれいではなく,においはよくない.
大学のすぐ南に州議会がある. ここはまえにきたときに内部までみているので,今回はそとからみるだけにした. 今回はみていないが,丸屋根の下の空間は印象的で,いまでも記憶している. 丸屋根は,まちなかのさまざまな場所からみることができる (下の写真).
議会の周囲にはさまざまなモニュメントがある (下の写真). 最初の 2 枚は有名な井戸 (ただし移設されたもの) とその説明だ.
ここにくるまで,また下町のなかにも,いろいろな植物がうえられている. そのいくつかの写真をのせておく. 最初の 2 枚は Days Inn のむかいにある病院のものだ.
印象的な教会建築もみかける. 下町にある St. Mary Cathedral は現在工事中だが,その側面はいまでもみることができる. 反対側には一面ガラスの建物があり,教会をうつしている. あとの 2 枚はつづきの建物だが,一度にうつせなかったのでわけている.
ここまでもあまり店はなかった. きょうはまだ朝食もとっていない. 水くらい買いたいのだが,ここまでも,また下町にはいっても,なかなか店がない. ここは比較的ちいさなまちなので,店があつまっている場所はかぎられている. 6th Street はむかしから店があつまっているらしい (下の写真). しかし,ここでも朝からやっている店はすくない. ようやく店をみつけて Thirst Quencher というペットボトルを買った. 1 QT (946 ml) はいっているから,通常ならこれで 1 日もつのだが,朝はまだなにも飲んでいないし,あついので,昼前にホテルにもどるまでにあけてしまった.
ホテルのちかくにあまり店がないので,この機会にできるだけのみものを買っておきたい. $1.99 で売っている 1 ガロンの水を買いたいともおもったが,1 ガロンはずっともちあるくにはあまりにおもい. 結局 99 セントのレモンティー (1 QT) など 2 本を買うことにした. これでは 1 日しかもたないだろう.
まちなかには,ところどころ,ふるい建物ものこっている. また,当然のことながら,あたらしいビルもある. ひくい建物がおおいこのまちのなかでは,ひときわ,めだっている. それらの写真をのせておく.
まちのなかには,こんなものもあった.
このまちには ATM がとてもおおい. 場所によっては 10 m くらいのあいだに 3 台あったり,おなじ機械が 2 台ならんでいたりする. しかし,すくなくともきょうは ATM をつかっているひとをひとりもみかけなかった. なぜこんなにおおいのだろう.
ホテルにもどるために最後にふたたびテキサス大学をとおった. ここで,写真のような展示をみた. だれもきいていないのに,ここではつねにスピーカーから解説がながれている.
こうして,11 時すぎにはホテルにもどった. それでも 4 時間くらい,あるいていたことになる. ふつうなら,このくらいの距離・時間はどうということはないのだが,あついためか,ちょっとつかれた.
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