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インテリア・家具・機器の博物館

つかえない中国製の自動車用インバータ

AC 電源がとれない場所で AC 100V の LED 電球などをつけるため,12 V の鉛電池と,そこから AC 100 V を発生させるためのインバータを買った. 最近よく ebay.com 経由で買っているので,これもそうしてみた. ためしに 1000 円くらいのと,200 円くらいの 2 個を買ってみたが,どちらもつかいものにならなかった.

carInverter1.jpg IMG_1744.jpg

まず 200 円のほう (右の写真.実物はみつからないので箱の写真) は,電池につなぐと 110 ないし 220 V でるはずのところが 400 V の電圧がでた. これではどの電球も機器もつなげない. しかも,しばらくするとけむりがでて,あぶらくさいにおいがしたので,すぐとめた. これはどうしようもないしろものだ.

1000 円のほう (左の写真) は,一応 2 時間くらいつかうことができた. しかし,LED 電球のなかには,うまくつくものと,つかないものとがある. ある種の電球をつなぐと,まったく電圧がでなくなってしまう. 保護回路がはたらいているのだろう. 2 時間くらいたつと,たいして電流をながしていないのに,インバータ本体の LED もつかなくなってしまった. 電池が消耗したのかとおもって,あとで充電してみると,充電はすぐおわった. つまり,まだ電池はあるのにインバータとして機能しなくなってしまうのだ.

再度フルに充電してから,ワットチェッカー (消費電力等の測定器) をつないでみた. 負荷として 40 W の白熱電球をつけると,問題なくつく. ところが,ワットチェッカーのほうはまったく機能しない. ワットチェッカーは入力波形が通常とちがっていると,機能しなくなるのかもしれない. そういうわけで,インバータをつないでいるときになにがおこっているのかもわからなかった.

2 個ともつかえないので,もう 1 個ためしてみたいが,うまくはたらくものは高価なのかもしれない…

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