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DIY (日曜大工) とものづくり・実験:3 次元印刷 (3D printing)・CAD

安定的な透明 PLA の入手のために…

最近は透明度がたかい PLA が入手しづらくなっていたが,ようやく,それを入手するルートを確保した. これまではルートを国内だけでさがしていたが,AliExpress と Alibaba.com でいろいろあたってみた結果,比較的よいものをみつけることができた.

透明な PLA の需要はかぎられているようだ. 国内では,以前,数年間は JG Aurora というブランドで品質のよいものが入手できたが,それが入手できなくなってから,いろいろためしても透明度のたかいものがなかなか,なかった. やっと PeachClover というブランドで品質のよいものが入手できるようになったとおもったら,それはすぐに使用不能な透明度がひくいものにいれかわってしまった.

もはや国内で入手することはあきらめて,まずは AliExpress でさがしてみた. そのときには透明な PLA フィラメントはかぎられていて,適当なものをみつけることができなかった. そこで,AliExpress とくらべるとやりとりがめんどうだが,Alibaba でさがしてみた. Alibaba だと PLA フィラメントは山ほどあるが,そこではメーカーをみつけることはできても,ほしい製品をつくっているのかどうかは質問してみないとわからない (だからめんどうなのだ). いくつか相手をえらんできいてみた. その結果,Dongguan Dezhijian というメーカー (?) から 11 個,EcoReprap というメーカー (?) から 20 個のフィラメントを買った. また,別の 2 社から 1 個ずつサンプルを買った. サンプルのうちの 1 個は品質がよいようだが,あとは「そこそこ」だ. 品質がよかったものの販売者はおもに他の種類の商品をあつかっていて,3D 印刷フィラメントを安定的に供給できるかどうかわからないし,値段は高い. そういうわけで最高の結果をえたとはいえないが,「そこそこ」のフィラメントはみつけられたし,良質なフィラメントをみつける方法は確立されたとおもう. とりあえず 30 数個のフィラメントを買ったので,とりあえず Alibaba へのアクセスは中断した.

あらためて AliExpress をさがしてみると,LeoPlas というブランドの透明フィラメントがみつかった. これはつかいやすいさより透明度を重視しているようなので,まず 1 個だけ買ってためしてみた. フィラメントのうたいもんくは添加物がない純粋な PLA ということだったが,入手したものをみるとすこし添加物があるようだ. 純粋な PLA ほどもろくはない. しかし,最近入手したフィラメントのなかではもっとも透明度がたかい. そこで,ここから 10 個買った. 10 個だと 1 個あたり 2500 円以下になるので,値段もまずまずだ.

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