« 仮想化ノードを使用した実験用非 IP プロトコルの開発 | メイン | Address-Translation-Based Network Virtualization »

仮想化ノードを使用した非 IP プロトコル開発法と経験

金田 泰, 中尾 彰宏, 電子情報通信学会インターネットアーキテクチャ (IA) 研究会, 2010-12-17.

[ English page ]
[ 論文 PDF ファイル (C) IEICE]
[ スライド PDF ファイル ]

要約: 情報通信研究機構 (NICT) の仮想化ノード・プロジェクトは,ネットワーク仮想化技術を使用して自由なフレーム形式をもつ非 IP プロトコルを実装可能にした 10 Gbps 級の仮想化ノード (VNode) を開発している. VNode は研究開発用ネットワーク JGN2plus に導入され,開発者 (JGN2plus 使用者) のためのユーザビリティ向上が課題になっている. そこで我々は,課題解決のための第一歩として VNode を使用した実験用ネットワーク上で IPEC (IP-Ether-Chimera) という非 IP プロトコルを開発・実験してその手順や経験を記述し,そこからユーザビリティに関する問題やノウハウを抽出した. 課題として開発者によるケアレスミスの防止策の必要性,ノウハウとして Linux PC による小規模な実験を VNode を使用した広域網の実験にスケールアップすることによって開発を容易化できることがあげられる. 今回の実験には広帯域は必要でなかったが,今後 10 Gbps の帯域を活用した実験へのスケールアップも比較的容易に実現できるとかんがえられる.

研究テーマ紹介: ネットワーク仮想化

関連論文: 仮想化ノードを使用した実験用非 IP プロトコルの開発

関連するブログのページ:

キーワード: ネットワーク仮想化ノード, 非 IP プロトコル, アドレス学習

コメントを投稿

bulb_semi314-1-2

螺旋 3D 印刷技術を使用してつくったこのような「3D デザインランプ」を 3d-dl.com で売っています.

About

2010-12-17 00:00に投稿されたエントリーのページです。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

(C) 2008 by Yasusi Kanada
Powered by Movable Type