阪神大震災 -- 情報ボランティアとコンピュータ・ネットワーク -- 動機と謝辞編

第 0 版 : 1995-5-2,第 1 版 : 1995-5-26, 第 2.64 版 (このページの最終改訂日) : 2003-10-25.

目次

  1. 動機と謝辞編 [このページ]
  2. WWW 編 [次ページ]
  3. 情報ボランティア編
  4. 政府・自治体編
  5. 手記・ミニコミ編
  6. 資料編

Sorry! English version is not yet available now. You can access the source information of this page -- Internet-accessible information on the Great Hanshin Earthquake.
注意 : このページの内容はかぎられた情報源にもとづいているので,網羅的ではありません し,内容の正確さは保証しません. しかし,あやまった記述はなくすように努力していますので,お気づきの点がありましたら著者に電子メイルでしらせていただければさいわいです. このページや著者による下位のページへのリンクはどうぞご自由におはりください. また,原文の趣旨をまげないかぎりコピーや引用も自由です.

■ はじめに

阪神大震災に関するこの一連のページ (以下,震災ページとよびます) は,著者が個人的にあつめた情報をまとめたものです. このページでは,なぜ震災ページをつくったか,なぜネットワーク上の 震災情報をあつめたか,なぜこのページにまとめたか,などの、について,また 協力していただいた方への謝辞を書いています.動機や協力者に興味がない方は よみとばしてください.

[→ 目次]

■ なぜ震災ページをつくったか?

まえがきとして,著者がなぜ震災ページをつくったか,その理由をかんたんに 書いておくことにします.(より詳細な情報は,部分的には このページのプランのなかに書かれて います.)

● なぜネットワーク上の震災情報をあつめたか?

著者は震災時につくばにいたので,震災を直接感じることはありませんでした.しか し,ほかのおおくの日本人にとってと同様に,著者にとってもこれは衝撃的なでき ごとでした.被災地からはなれた場所にすんでいるので,ボランティアとして現地に いくだけの余裕はないと感じましたが,そのかわりに,なにかできることはないかと おもいました.そのとき,インターネットがアクセスできるたちばにあれば,現地に いかなくても,きっと被災者にやくにたつある種のボランティアができるはずだと かんがえました.著者はコンピュータ関係の研究にたずさわっていますので,イン ターネットは必須の道具としてつかっていましたし,最近はとくに World-Wide Web を道具としても,またこれからの研究の対象としても興味をもって,つかっていまし た.そこで,なにが自分にできるかを知るため,またネットワーク上での情報収集・ 利用の例として,震災情報を watch しはじめました.

● なぜ震災ページにまとめたか?

あつめた情報は,とりあえず http://www.rwcp.or.jp/people/yk/kobe-quake/ という WWW のページにおきました (現在このページは http://www.kanadas.com/kobe-quake/ に移転しています).このページは世界中からアクセス可能でしたが,私以外の ひとにとってみやすいように編集したものではありませんでしたし,これをつくった 2 月にはおおくの最新の情報をあつめた震災関係の WWW ページが多数存在したので, とくにこのページの存在をアピールすることはしませんでした.しかし,この文が 書いてある震災ページをつくることにした 4 月末の時点では,それらの震災 ページの大半はもはやメンテナンスされていませんし,よく整理されているものは わずかです.そこで,せっかくあつめた情報をまとめて,ひとにみてもらえるものを つくろうとかんがえたわけです.つくるからには,この震災の記録として,またでき ればつぎにおこりうる災害へにそなえるために,やくだつものにしたいとおもいまし た.しかし,それが実現されているかどうかは自信がありません.

[→ 目次]

■ 震災ページがカバーする範囲など

上記のように震災ページは著者が自分のためにあつめた情報をまとめたもので す.著者があつめた情報は情報ボランティア関係のものがおおいので,このページも それを中心にまとめてあります.ここに書いた情報は網羅的ではありませんし, 正確さを欠いている部分もあるかとおもいます.利用される際には,それを考慮して いただきたいとおもいます.ただし,あやまった記述はなくすように努力しています ので,お気づきの点がありましたら著者 に電子メイルでしらせていただければさいわいです.

書きはじめるまえは,すでにあつめた資料を接着するだけの最低限の文章だけを くわえてまとめようとかんがえていましたが,実際にはかなりの部分を,具体的な 資料にもとづかないまま,あらたにかきおこすことになってしまいました.もし著者の かんがえに賛成で,それをうらづける資料をおもちでしたら, 著者におしらせください.

震災ページは現在も改訂をつづけていますが,基本的には 1995 年 5 月はじめまでにあつめた情報にもとづいています.それ以降のものは,関連する 重要な情報でもとりいれられていない可能性がありますので,ご注意ください.

なお,震災ページをいくつかのメイルリストで内部公開したときの メイルのコピーと,NTT の 日本の新着情報ページ への掲載をもうしこんだメイルのコピーミラーのお知らせ震災 1 周年にあたっての改訂のお知らせが 震災 2 周年にあたっての URL 変更などのお知らせ (その 1その 2) があります.

[→ 目次]

■ 震災ページの歴史

この節は 2003 年にかきくわえたものです.震災ページは作成してからすでに 8 年たちました.8 年はそれほど長期とはいえないとおもいますが,震災ページ はその間あちらこちらの Web サイトをうつりあるかなければなりませんでした. その歴史についてべつのページにまとめました.

[→ 目次]

■ 謝辞

このページをつくるのにあたって協力していただいた方々に感謝します.とくに, 西宮市の清水さんには情報 VG情報ボランティア活動の 役割や問題点などに関して詳細なコメントをいただきました.また,おおくの 方々にニフティの会議室やインターネットのニュースから WWW への転載を承諾して いただきました.NTT の坂本さんに ミラー http://www.ntt.jp/mirror/shinsai/ をつくっていただき ました.その後も毎日ミラーを更新する体制をつくっていただくなど, (お名前は存じませんが) NTT サーバの管理者の方にお世話になってきました. また,ホームサイトをおいていた JETON Network にも感謝したいとおもいます. さらに,つぎのアイコンをつかわせていただきました (出典不明のものを のぞく) :
, , , , .

→[目次]


→[次ページ]→[トップレベル]
著作 (C) 金田 泰 (ご意見・ご感想は yasusi @ kanadas.com におよせください)