本や雑誌を買うと,当然のことながら,捨てなければどんどんたまっていって,居住スペースを圧迫するようになります. その問題に対する解決策はひとによってちがいます. なるべく本を買わないようにするひと,どんどん買うけれども読みおわったらすてるひと,どんどん買って,たまっても気にしないひとなど,さまざまです.
私自身は,本がたまっていけば気にはなりますが,基本的に捨てない方針をとっています. それに対して,どんどん買う点は私と共通しているが,読み終わったら捨てていくのが 勝間 和子 のやりかたです. そのちがいは本を読むときに線をひいたり書きこみをしたりするかどうかに依存しているとかんがえられます. 私はしばしば本にマーキングして,Amazon に書評を書いたりするときに読みかえしていますが,勝間流は書きこみをしないということです.
もっとブッとんでいるのが 辰巳 渚 のやりかた,つまり,よみおわった本やよまなかった本はどんどん捨てるし,捨てるかもしれない本はなるべく買わないというやりかたです. これは知的生産でメシを食っているという意識があるひとには,うけいれがたいかんがえかたであるようにおもえます.
要は各人が自分にあうやりかたをみつければよいということですが,こうやって,やりかたのちがいを対比させてみるとおもしろいとおもいます.
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