家でつかっているドアホンがまた故障しました. 「現役のダイヤル電話器」 という項目に,高千穂の交換機 HP-104 をつかってきたことを書きましたが,ドアホンもこの交換機につながっています. 今回の原因はこの交換機でした.
数年前にもドアホンの調子がわるくなりました. 宅配業者などが不在連絡票をおいていくのですが,時刻をみると在宅だったはずの時刻が書いてあります. 自分でためしてみるとドアホンをならすことができます. こういうことがしばらくつづいて,やはりドアホンに問題があるという結論にいたって,アイホン製の子機を交換しました. このときは親機である交換機には問題はありませんでした.
今回はまず子機をしらべましたが,問題ないようにみえました. 交換機がついにこわれたのかとおもって,対策をかんがえました. HP-104 と同様の家庭用交換機はもう売っていないので,交換するとしたら,ほかの方法をかんがえなければなりません. 電話に関しては最近購入したコードレス電話の子機を増設することで交換機能を実現することができます. しかし,これではドアホンとはつながらないので,それに関してはべつの方法をかんがえなければなりません.
そこまでかんがえたところで,まだためしていない方法に気づきました. 前記の症状だけで交換機が故障したとかんがえるのは早計です. power-on reset (パワーオン・リセット) をためしてみるべきです. というわけで電源をぬいて,再度つなぎました. これでなおりました. 原因はわかりませんが,一時的にドアホン機能がいかれていたのでした. これでまた,当分はこの交換機をつかいつづけることになりそうです. (写真は使用中の HP-104 ですが,正面からうつすのが困難なため,すこし上方からうつしています.)
2008-8-15 追記:
電話には信頼性つまり,いざというときにまちがいなく連絡できることが費用です.
かんたんにベルがならなくなってしまうようでは信頼性において問題があります.
しかし,わが家の電話に関していえば,交換機にはいるまえに 1 台の電話機につながっているので,交換機がうまく動作しなくなってもこの電話のベルは鳴るはずです.
交換機があるのにそれをとおさずに電話機につなぐという変則的なつなぎかたですが,信頼性を確保する意味でもこのほうがよいようです.