Printrbot+ の x 軸方向のずれの原因は接触不良だったらしい
「Printrbot+ の x 軸の移動機構に問題があった」 に書いたように,印刷中に x 軸方向にずれるので,まともに印刷できなくなっていた. ドライバーやベアリングなどをうたがって調整してみたが,なおらなかった. トルクは極端によわくなり,モーターの電源がはいった状態でとまっているときでも手で x 方向にうごかせるようになっていた. さらに原因をしらべた結果,接触不良だったようだ. しかし,まだ解決していない.
「Printrbot+ の x 軸の移動機構に問題があった」 に書いたように,印刷中に x 軸方向にずれるので,まともに印刷できなくなっていた. ドライバーやベアリングなどをうたがって調整してみたが,なおらなかった. トルクは極端によわくなり,モーターの電源がはいった状態でとまっているときでも手で x 方向にうごかせるようになっていた. さらに原因をしらべた結果,接触不良だったようだ. しかし,まだ解決していない.
文科系の大学生にはヒントになる点はあるかもしれない. 読書のすすめはよいかもしれないが,すこしはインターネットをいかしてもよいようにおもう. いつまでも古典的な方法だけでよいということはないだろう. 作文の方法についても書いてあるが,本質をはずしているとしかおもえない. リズムとパンチを強調しているが,それよりまず論理的な文章を書く訓練をしたほうがよいだろう. 文章をたくさん書くことをすすめているが,へたな文章をいくらたくさん書いても,よい文章が書けるようにはならないだろう. あまり真にうけないほうがよい.
評価: ★★☆☆☆
関連リンク: 学問の技法@Amazon.co.jp.
個人のイメージにかかわる名詞や会社のイメージにかかわるロゴ,会社紹介などのデザインが話の中心だ. 最近は自分で名詞をデザインするひともいるが,そういうときにおちいりやすい問題点などが書かれている. デザイナーにたのむときもまかせてしまうのでなく積極的にかかわるほうがよいことが示唆されている. そんなにめざましいことは書いてないが,それなりにやくにたつだろう.
評価: ★★★☆☆
関連リンク: 会社と仕事を変えるデザインのしかけ@Amazon.co.jp.
この本がかきはじめられたころはウィキリークスに関する本があまりなかったということで,この本の大半はそれを紹介することにあてられている. 「逆パノプティコン」 というキーワードは目をひくだけで,議論にはあまり関係ない. ウィキリークスのほかにはフェイスブック革命をとりあげているが,これらをつなぐ材料はたりていないとおもえる. ウィキリークスがこれからくる革命のはしりという趣旨だが,ウィキリークスのその後の停滞をかんがえると,それも疑問だ.
評価: ★★★☆☆
関連リンク: 逆パノプティコン社会の到来@Amazon.co.jp.
Printrbot+ のステッピング・モーターは交換しなければならないかもしれないし,パーツから 3D プリンタをつくりたいともかんがえているので,ステッピング・モータについていろいろしらべた. ここにしらべたことのサマリーをかいておくことにする.
アマゾンで売るために必要な手続きやトラブルシューティングについても書いてあるが,一番ちからがはいっているのは売るための商品のみつけかただ. どういう検索キーワードをつかうとよいというような具体的なことまで書いてある. 著者をそっくりまねてももうからないだろうが,ヒントはいろいろえられるだろう.
評価: ★★★☆☆
関連リンク: 「Amazon輸出」入門@Amazon.co.jp.
Printrbot+ の印刷の途中で x 軸方向にしだいにずれていくという問題がおこっていたが,その原因は,わかってみると,たわいないものだった. x 軸のモーターの軸とそれにつけたギアがスリップしていただけだった. モーターじたいのトルクがおちていたわけではない.
Thingiverse からいくつかの花瓶 (vase) と称するものをダウンロードしてきて,印刷してみた. いろいろパラメタをかえてみたが,どれからも水もれしてしまった. 水もれのないように印刷するのはかなり困難だ.
Printrbot+ のステッピング・モーターが内部で断線しているのではないかとうたがって,内部をみてみた. ステッピング・モーターを分解してみるのはこれがはじめてだ. 精密につくられてはいるが,おもっていたよりは単純な構造だ.
Printrbot+ の x 軸のモーターにつけられたギアのネジがゆるんでいたことは 「Printrbot+ の x 軸方向のずれはギアのからまわりでおこっていた」 に書いた. そのときギアを締めたが,またすぐゆるんだので,瞬間接着剤をつけた. ゆるんだときにおこった問題と,対策の詳細を書く.
日本人が世界をみていないことを指摘し,(出版の時点での) ネット上での世界の状況をつたえている. 世界の状況はすでにかわっているが,「世界を相手にしよう」 という提案の有効性はいまもまったくかわっていないし,世界の状況もそれほどおおきくかわっているわけではないだろう.
評価: ★★★☆☆
関連リンク: 日本人にはもう売るな!@Amazon.co.jp.
機械工学のさまざまな分野の基礎が 200 ページほどの本のなかに,うまくまとめられている. とはいえ,各章のタイトルはみな 「機械…学」 となっているが,すこしおおげさだ. 1 章の 「機械設計学」 は実は概論だ. 2 章の 「機械運動学」 はとくに機械の話ではなくて,力学そのものだ. しかし,以下の章は機械工学の基礎について書いていて,ほとんどは古典的な内容だが一部は比較的あたらしい内容もある. Web の URL があちこちで参照されているので,それをみればほんとうに最新の知識にふれることができるだろう.
評価: ★★★★☆
関連リンク: 新しい機械の教科書@Amazon.co.jp.
3D プリンタ Printrbot+ のためのスライシングに Skeinforge をつかっているが,たくさんのパラメタをまだうまくあやつけていない. 大物の印刷を予定しているので,できるだけ高速化したい. そのため,速度のパラメタを中心に変更をこころみてみた. すこし高速化をはかることができたが,まだ十分でない.
Skeinforge を MacBook Air でつかっていると,そのうちメニュー・ウィンドウの内容が表示されなくなってくる. メモリが不足しているのかもしれないが,きもちがわるい.
3D 印刷するときに最近はスライサーとして Skeinforge をつかっている. ところが,これではうまくいかないことがある. エラーでとまってしまったり,設定がきかなかったり (たとえば raft がつくられなかったり) する. そういうときに,ほかのスライサーがつかえれば,そうすればよい. ひとつだけではうまくいかない場合があるのだから,つかいわける必要があるのだろう.
いま,3D 印刷のためにおもにつかっているツールをまとめておく. 設計ツールとしては Autodesk 123D と OpenSCAD,STL ファイル用ツールとして netfabb Basic, スライサーとしては Skeinforge,印刷時には Pronterface をつかっている. Pronterface は GCode を表示する機能をもっているが,これでは全体像が把握できないので,立体として把握するために Repetier-Host MAC をつかっている.
辺以外のところはあながあいた 24 面体の印刷をこころみた. あまりにちいさいと,Skeinforge がとまってしまう. 4 cm くらいにすると一応印刷できる. サポートなしでもだいたいただしく印刷できる.
Printrbot+ はときどき,印刷中に突然とまってしまう. これはネットでしらべるとかにもよくあることだということがわかる (たとえば Printrbot stopping druing print). 原因については諸説あり,複数のケースがあるようだ. ボードの過熱がひとつの原因にあげられているので,ボードの横にファンをつけてみた. また,スクリーン・セーバーをきってみた.
プリント・ベッドがうごくたびにこすれる音がするようになった. しらべてみるとベッドの下のネジがベッドをこすっていた. しめにくいネジだが,ベッドのネジを 1 本はずして,なんとかしめて,問題を解決した.
すでにネットで情報をえているひとにはものたりないのだろうが,タオバオの初心者が輸入・販売をためすときに読むにはよい本なのではないかとおもう. 「ぼろもうけ」 をめざしながらもネットでの販売には顧客満足が必要なことなど,初心者には参考になる点がいろいろある.
評価: ★★★☆☆
関連リンク: 中国《タオバオ》ネット輸入・販売@Amazon.co.jp.
副題からわかるように,著者は 「精密」 な理論の構築をめざしている. しかし,経験的知識が重要な工学において公理にもとづく理論化は無理があるだろう. また,「原理」 とよばれているものはつねになりたつものではなく,「原則」 にすぎない. こういうことばや構成上の問題をべつにすれば,内容は著者の豊富な知識にささえられているのだろう,20 年以上たったいまでも読む価値がある.
評価: ★★★☆☆
関連リンク: やさしい精密工学@Amazon.co.jp.
ベートーベンを頂点とするドイツ中心の音楽史に対して,著者はヴィヴァルディをはじめとするイタリア音楽に賛辞をおくる. 現在はドイツ音楽のなかでもモーツァルトがたかく評価されているが,かつてはそうでなかったことも書かれている. たかく評価されると,まつりあげられがちだが,モーツァルトの時代にはクラシック音楽がそんなに高尚なものではなく,現代でいえばジャズやミュージカルに相当するようなものだったという. それほど新鮮な内容でもないが,著者がドイツ中心の音楽史を斬っていくところは小気味よくもある.
評価: ★★★☆☆
関連リンク: 反音楽史@Amazon.co.jp.
Printrbot+ の y 軸は 2 個の rod が 2 個ずつのベアリングでささえられる構造をしているが,1 本の rod をささえる 2 個のベアリングの間隔は比較的せまい. これはおもに Printrbot+ のベース部分におくゆきがないことに起因しているとかんがえられる. プリントベッドじたいは比較的おおきくて余裕があるから,本来はベアリングをもっとはなしたほうが動作が安定するとかんがえられる.
Thingiverse には 3D 印刷された くさり がいくつかある. そのうち 2 種類をためしてみた.
「あなあき多面体の印刷」 につづいて,もうひとつ,ひもでつくったような,あなのあいた立体の印刷をためしたみた. 多面体のときと同様に,下部はサポートがないときたなくなるが,上部はサポートなしでも,多少のほころびはあるものの,だいたいうまく成形できている.
3D 迷路は以前からつくってみたいとかんがえていたものだ. 最近まで正確なかたちがつくれなかったり,印刷が途中でとまったりするため,3D 迷路の印刷はできない状態だったが,ようやく準備がととのった. そこで,まず Thingiverse から 3D 迷路らしきものをさがしてきて,ためしてみた.
著者は 「創造」 という行為を科学のまないたにのせ,システマティックに実現できるようにしようとかんがえている. 「システマティック」 ということばをゆるく解釈すればもっともなことだが,目的をきめればあとは最適化の問題になるときめつけているのは,はなはだ疑問だ. 「創造」 という行為をあまりにかるくとらえているようにおもえる.
「システム」 といえばおもいだすのはベルタランフィのシステム論だが,この本ではこのような複雑系に関する理論はあつかわれず,システムの複雑さに関する考察は十分でないようだ. アメリカではモジュラーな設計が好まれ,日本ではインテグレーテッドな (干渉のある複雑な) 設計が好まれるというような話でおわっている.
評価: ★★☆☆☆
関連リンク: 創造はシステムである@Amazon.co.jp.
アメリカなどはすでにエイジフリーにちかいが,日本もいずれエイジフリー社会になるという. 年功序列はもちろん,定年もなくなるかわりに,定年にならなくてもクビが容易にきれるようになる. しかし,「エイジフリー」 というのはかならずしも全年代が平等になるということではなくて,アメリカでは 40 歳以上に適用されるのだという. 日本で一番ひどいめにあっている 30 代以下のひとがカヤのそとにおかれるのだとしたら,あまり真剣に議論する気にもならないが…
評価: ★★★☆☆
関連リンク: いつでもクビ切り社会@Amazon.co.jp.
GEC 16 (16th GENI Engineering Conference) という技術会議への出張のためにユタ大学がある ソルトレーク・シティ (Salt Lake City) に出張した. Salt Lake City はモルモンの Temple をはじめ,いろいろな施設があるまちだが,なによりも,まちの周囲の雪をかぶった山のけしきがきれいだ. 例によって,項目ごとにわけて書く.
いつもつかっているのとはちがう場所からインターネットにつなごうとすると,最近はいろいろセキュリティーのためにうるさいので,なかなかつながらなくて苦労することが多い. いまユタ大学に出張しているのだが,個人の iPhone と MacBook Air は比較的容易につながった. しかし,いつもそうなのだが,会社の端末 (セキュア PC) はなかなかつながってくれない. でも,Internet Explorer をいろいろいじっているうちに,なんとかつながった.
出張でソルトレイク・シティ (Salt Lake City) にあるユタ大学にきている. 比較的はやくついたので,大学の周囲とまちの中心部とくにモルモンの聖地をみてきた.
以前は United Airlines のマイレージをためて,ゴールドカードをもっていたこともある. しかし,カードの色が銀にかわり,紺にかわり,いまではカードをおくってこなくなってしまった. 一時は One World にのりかえようかともかんがえたが,最近も結局 Star Alliance をつかうことがおおいので,やはり United 中心でいくことにしようとおもい,今回も United をつかった. ひさしぶりにのった United では,以前とのちがいをいくつか感じた.
出張の際の仕事のことは (ふだんもだが) あまりこのブログに書いていない. しかし,とくに秘密ではないので,すこし書くことにする. 1 日めは公式にはホテルに到着するだけだが,2 日めにはデモの準備をてつだった. デモがおわってからはさそわれてシーフード・レストランにいき,おなじ職場から行った 2 人がホテルもおなじだったので,電車でホテルにかえった.
仕事に関しては,きょうは学会の主会場でセッションをきくだけだ. その内容に関してはここには書かない. ひるま,へやがとてもあたたかく,時差があるのでねむくなるのにはまいった. 朝と昼は会場ちかくの学生などのための食堂でたべる. ふつうのアメリカン・フードであり,とくにいうことはない. 夜はひとりで散歩し,みつけたレストランでたべて,電車でかえった.
ソルトレイク・シティでの 4 日めのきょうは,ほとんど外にはでなかった. しかし,朝の雪は書いておくに値するだろう.
この春のアメリカでは例年より気温がひくく,ソルトレイク・シティでも夜は氷点下になることがあり,日中も 10 ℃ 以下だ. そのため,へやには暖房が必要になっている. しかし,このホテルには湿度はもちろん,温度もきちんと制御できる空調がはいっていない. まどの下にエアコンがあるが,cool - warm のあいだを調節するだけだ. これで warm にして暖房をいれるととんでもなく暑くなり,乾燥がひどくなる. なんとか湿度をあげる方法をくふうした.
タオバオのおいたちやそこで成功したショップの例については類書にはない記述がある. タオバオの歴史や分析を読めば,ショップをつくるひともどういう方針でのぞめばよいかがわかる.
評価: ★★★★☆
関連リンク: タオバオの正体@Amazon.co.jp.
著者は中国人であり,中国と日本をどちらもよく知っているようだ. こういう本を書くには最適なひとなのだろう. 内容は中国のネットビジネスの現状,検索エンジンの状況,タオバオをはじめとする EC サイトについてなどだ. 日本人にはなかなか書けない内容もあるようだが,ややふるくなってしまったことは否定できない. これからタオバオなどで中国に輸出しようというひとには,ヒントはいろいろあるが,もっとあたらしい情報が必要だろう.
評価: ★★★☆☆
関連リンク: 中国ネットビジネス成功術@Amazon.co.jp.
他の本は中国人を階層にわけて分析することまではしていない. この本ではセレブ (超富裕層) とそれに影響される 3 億人の富裕層に売るための方法を考察している. このくらいのことまでかんがえて売らないと成功しないのだろう.
評価: ★★★☆☆
関連リンク: 中国3億人富裕層と商売する方法@Amazon.co.jp.
球技や飛行機など,わかりやすい例をつかって物理法則を説明している. 温暖化や原子力の話もいれている. 前半は数式も登場して比較的ていねいに説明しているが,後半はいろいろな話題に振っている. 原子力に関しては原爆と原子炉をいっしょにあつかっているので,誤解の危険もあるようにおもえる. 原子炉に関しては原理はそこそこに危険性の話になるが,もうすこし原理をきちんと説明する必要があるようにおもう.
評価: ★★★☆☆
関連リンク: 物理を知れば世の中がわかる@Amazon.co.jp.
ソルトレイク・シティの路面電車に関しては,いろいろ書いておきたいことがある. 料金,運転間隔から,電車の幅や座席の配置,車両のかたち,違反の発見などだ.
ソルトレイク・シティでの最後の日は,午前に GREE 2013 という学会 (というよりはローカルな研究会) を聴講してから,食券がもう 1 枚あったので,いつもの学食ではやめの昼食をとり (きょうはここで朝食もとったのだが),まちを観光した.
最近はアメリカにいっても,USA Today をみていなかった. ソルトレイク・シティにきて,ホテルでへやごとにくばられている USA Today をみて,以前とはかわってしまったと感じた. 他の新聞にはなかった特徴がうしなわて,普通の新聞になってしまったようだ. ページ数もはるかに,へっている.
ソルトレイク・シティへの出張からの帰途は,寒波のために飛行機がおくれて,さんざんなめにあった. その間には,英語がほとんどはなせない中国人とのやりとりなど,いろいろな出来事があり,おくれが拡大されてほとんどゲートまではしっていくようなはめにおちいった.
アメリカの IRS (Dept. of the Treasury, Internal Revenue Service) から,ようやく EIN (Employer Identification Number) がとどいた. これがあると Kindle 本の売り上げから米国で源泉徴収されずにすむ. 12 月以来 EIN を取得しようとしてきたが,3 ヶ月かかってしまった.
Printrbot+ でかなり正確な印刷ができるうになってきた. そこで,さらに正確さをめざして,skeinforge の start.code につぎの行をいれた.
M92 X60.2 Y60 Z2195
先週の水曜日に渋谷 FabLab にいってきた. ほかの FabLab と同様に水曜の午後だけオープンにしているが,みられるのは一部だけだ. いろいろ秘密のプロジェクトをやっているらしい. 工作機械の大半はオープンなスペースにあるようだが,そこだけで 3D プリンタは 3 台あり,そのうちの 1 台が稼働していた. 裏には Printrbot もあるらしい.
文章はひととおりはいっているのだろうが,ぬけている写真または図が多数ある. つまり,校正した形跡がない. 250 円などという値段をつけて売るような本でないことはあきらかだ.
評価: ★☆☆☆☆
関連リンク: 東日本大震災とおながわ日記@Amazon.co.jp.
表紙をみたときに気づくべきだったのだろうが,収録された写真のおおくは人工的に着色されている. これらの色はすくなくとも私にはたえられない. 0 円だったので,惜しみなく,捨てることにしたい.
評価: ★★☆☆☆
関連リンク: 地面 ground@Amazon.co.jp.
eBay に関する最新情報をもっともくわしく書いた本だといえるだろう. eBay と日本のサイトとのあいだの転売で利益をあげるための方法が主だが,eBay をつかってほかの種類のビジネスをするときでも参考になる. 手続き,送料,手数料,そのほかにも eBay で売買するときに必要になるさまざまな情報が書かれている.
評価: ★★★★☆
関連リンク: eBayではじめる@Amazon.co.jp.
日本と海外のオークション・サイトでの値段の差でもうける輸出ビジネスが中心の話題だ. 中国より南アジアに注目し,eBay ではなくクリックバンクというサイトをすすめているところなど,独自の主張をしている. 自前のサイトをつくることにもふれているが,サイトの運営についてはあまり書いてない. 全体に,うわっつらをなでている感じだ.
評価: ★★★☆☆
関連リンク: ネットで儲ける! 輸出ビジネス@Amazon.co.jp.
サイトのつくりかたや eBay への出品のしかた,送料,販売戦略,その他さまざまなことがちょっとずつ書かれている. コンサルタントとしておしえたひとの実例もいくつかある. 類書でもそうだが,決定的な戦略があるというわけではなくて,こまかいくふうのつみかさねでかせいでいるという印象だ.
評価: ★★★☆☆
関連リンク: ネット輸出ビジネスの稼ぎ方@Amazon.co.jp.
階層の話からはじめて,MAC アドレスと IP アドレスの話,それらをパソコン上でたしかめるための実験 (というほどのものではないが),ping,そして TCP,HTTP というように階層をのぼりながら,かんたんな実験について書いている. メイルの送受信も手でやってみている. 手近にあるソフトウェアだけでの "実験" だが,インターネットを感覚的に理解するのにはある程度やくにたつだろう. これ以上をめざすなら,ハードウェアを用意する必要がある.
評価: ★★★☆☆
関連リンク: 実験でわかるインターネット@Amazon.co.jp.