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計測アーカイブ

2007-08-18

最近,バイメタル式の湿度計を買いました. 10数年まえは乾湿球湿度計をつかっていましたが,あまりに手間がかかるのでやめて,今回買ったのとおなじ湿度計を数年間つかってきました. これまでつかってきたのとはべつの場所に設置するために買ったのですが,数年まえのものはすでに誤差がおおきいことがわかって,交換しました.

つづく…

2007-08-25

冷暖房の温度設定にまつわる話題を書きます. 温度をはかって最適化しようとする理科系の私は家族から奇異におもわれていましたが,いまではそれがただしいやりかたであることがわかったのではないかとおもいます.

つづく…

私のうちには安価な測定器やセンサーがいろいろあります. 温度計や湿度計も測定器のうちですが,そういう日常生活でつかうものをのぞくと, ずっと以前からつかってきたものとしてテスターがあります. ほかに使用頻度が比較的たかいものとして,2x4 (ツーバイフォー) の壁のうえから角材の位置をさがすためのセンサーがあります. おなじセンサーで木材だけでなくクギなどの金属をセンスすることもできるようです (が,クギの位置をさがすのに失敗したことがあります). ほかに,照度計や騒音計,アルコールのセンサーなどもあって,ときどきつかいます.

つづく…

2008-02-16

省エネ・節電や環境のため,つまり CO2 排出量をおさえるために暖房温度を 20℃ にしようということがいわれています. これは設定温度を 20℃ にしようということなのでしょうか? 設定温度を 20℃ にすれば室温は 20℃ になるのでしょうか? この問題についてかんがえてみたいとおもいます.

つづく…

2008-02-26

物体がだす赤外線からその物体の温度をもとめる非接触型の温度計が,まえからほしいとおもっていました. しかし,4000 円くらいと,ややたかいので,これまで買わずにきました. たまたま 1000 円台の安価なもの (オーム電機製) をみつけたので,買ってためしてみたところ,非常に正確とはいえないとしても,これまではかりにくかった部分の温度がかんたんにはかれるので,便利であることがわかりました.

つづく…

2008-06-26

ACM (Association for Computing Machinery) のコンファレンスのひとつとして IMC (Internet Measurement Conference) というのがある. インターネット (IP ネットワーク) 上での各種の計測に関する学会である. 2007 年が 7 回めであり,毎年 30 ~ 40 件の論文が発表されている. この学会の論文の著者をしらべてみると,日本人が著者の論文はひとつしかみつからなかった. 日本にはインターネット上での計測の専門家はほとんどいないということだろうか?

つづく…

2008-09-20

湿度計の設置と交換」 に書いたようにシンワ測定の T-3 というバイメタル式の湿度計をつかっています. 上記のリンクのように安価なみせで買うと 300 円台で買えるので,すでに 3 回にわたって買って,家のなかのあちこちに設置しています. ところが,買う時期によって示度がちがうという問題があることがわかりました.

つづく…

2008-11-03

72615 という型番のシンワの温湿度計を買って,ふろばでためしてみた. 温湿度計としては乾湿球湿度計が正確であることは知っているが,メンテナンスがめんどうなので,最近は直読式のものをつかっている. シャワーをあびたあとこの湿度計をみると,示度が 100% をこえて,ふりきれていた. 正確でないことは知っていてつかっているのだが,これはあまりにひどいのではないだろうか.

つづく…

2010-07-27

エアコンにかぎらず,リモコンにはその操作対象に設定された情報を表示する機能がない. エアコンのばあいでいえば,リモコンで温度を選択してエアコン本体に設定したとき,失敗してもリモコンの表示はかわらない. 失敗すれば本体に設定された温度とリモコンに表示された温度とのあいだに差がでてくる. これは,ばあいによると熱中症などの問題にもつながる危険があるだろう.

つづく…

2010-09-20

母が体重・体組成計を買うといいだした. つかってきた体重計がこわれていたところに,やすうりされているオムロンの機種が目にとまったからだ. その機種を私が Web でチェックして,これならいいだろうとおもって買ったのだが,失敗だった. オムロンの体組成計は 80 歳以下でないと計測できないので,母にはつかえなかったのだ.

つづく…

2011-07-02

エアコンの設定温度は 28 ℃ にしようとか,エアコン運転時の室温は 28 ℃ にしようとか,だいぶまえからいわれてきているが,いまだにあまり,まもられていないようだ. 28 ℃ ではあつすぎてダメだということもあるだろうが,リモコンでの設定温度を 28 ℃ にしたからといってそのとおりにはならないというのが,そのおおきな理由なのではないだろうか. いろいろくふうして,温度をはかって効果をたしかめてみるとよい.

つづく…

2011-08-10

家庭の電力消費は何時がもっとも多いのか,実はよくわかっていないということだ. 東京電力管内では 15% の節電がもとめられているが,消費がおおいのが夜だとすれば,工場などもふくめた全体のピークからははずれているので,それほど節電しなくてもよいことになる. さいわい,わが家では太陽光発電設備があるおかげで電力消費量が記録されている. この設備をつかって電力消費をはかってみたかぎりは,特別に夜のほうがおおきいということはないが,けっこうバランスしている.

つづく…

2013-01-06

Printrbot の Q & A ("Answers") の記事 「Hot end not extruding even when temp reads correctly」 に,Printrbot が出力する計測温度はひどくはずれていることがあると書いてある. そこで,てもとの Printrbot Plus に赤外線温度計をあてて計測してみた. プリントベッドの温度をはかってみると,たしかに,かなりはずれている. その記事にはサーミスタにポテンショメータをつけるとよいとかいてあったが,この Printrbot でもそれが必要なようだ. ホットエンドの温度の測定結果は別項に書くことにする.

つづく…

2013-01-12

先週,Printrbot+ の hotend (プリントヘッド) の温度は表示値からずれていることがわかったので,それを調整した. Printrbot+ の Web サイトの "Answers" にある 1 kΩ のトリマーをつける方法をつかった. てもとの赤外線温度計は 180 ℃ までしかはかれないので,誤差がどのくらいあるのかわからないままだが,トリマーを 3/10 くらいまわしたところ,つまり 300 Ω くらいが適当なようだ. これも "Answers" に書いてあったとおりだ.

つづく…

2013-01-14

Web などでみるかぎり,3D 印刷の際の hotend (プリントヘッド) の温度設定に関しては,たいてい,220 〜 260 ℃ くらいのあいだでうまく選択すればよいくらいのことしか書いてない. しかし,温度設定をすこしずつかえながら Pronterface で extrude してみると,2 度温度をかえるだけで,フィラメントの状態が劇的にかわることがわかる. 温度がきちんと管理できるしくみをつくる必要があるようだ.

つづく…

2013-01-19

もっていた TN006 という赤外線温度計では 180 ℃ までしか測定できないので,380 ℃ まではかれるという,楽天でよく売っているピストル形の赤外線温度計を買った. しかし,これは失敗だった. 3D プリンタのホットエンドの温度を測定したかったのだが,そのようなせまい面積をはかることはできない. 先端の温度をはかると 50 ℃ 以下という,ありえない温度を表示する.

つづく…

せまい面積の高温を正確にはかるのはむずかしいということを痛感した. 3D プリンタ Printrbot+ の hot end (プリントヘッド) の指示温度がおおきくはずれていることがわかって,温度をはかる必要が生じた. てもちの赤外線温度計は 180 ℃ までしかはかれないので,もっとたかい温度がはかれる温度計を 2 個買ったが,どちらでもうまくはかれなかった.

つづく…

2013-01-20

3D プリンタ Printrbot+ のプリントベッドの温度センサーはテープではりつけてあるだけだ. ちゃんと接触しているかどうか,こころもとない. そこで,CPU クーラー用のグリースをつけてみた. これですこし熱抵抗はさがったようだが,期待したほどではなかった. あいかわらず表示温度と実際の温度とのあいだにはおおきな差がある.

つづく…

2013-02-06

いきなり誤差の話からはじまり,測定器としてはテスターとオシロスコープしか登場しない. そのあとは抵抗やコンデンサーやオペアンプやセンサーなどを計測しているが,計測の話というよりはそれらの部品の特性の紹介が中心だ. これで,どこが電気計測の基礎をまなぶことができるというのかわからない.

評価: ★☆☆☆☆

関連リンク: 「電気計測」基礎のきそ@Amazon.co.jp

つづく…

2013-02-11

測定の原理,誤差,経年変化,さまざまなツールとその使用法など,必要な事項がよくまとめられている. しかし,使用法に関してはまだ十分でないようにおもえる. たとえばダイヤルメータの使用法はほとんど書いてないが,この本は自習本だとかんがえられるから,それも書く必要があるのではないだろうか. 「絵とき」 であるためか写真は 1 枚もないが,絵より写真のほうがよくわかる場合があるようにおもう.

評価: ★★★★☆

関連リンク: 「精密測定」基礎のきそ@Amazon.co.jp

つづく…

2017-06-24

2017 年 6 月 21〜23 日に東京ビックサイトでひらかれた「ものづくりワールド 2017」をみてきた. 大半の面積を「設計・製造ソリューション展」と「機械要素技術展」がしめていたが,後者 1/3 くらいの面積を 3D 印刷・計測関連の展示が占めていた. 金属の 3D 印刷装置や材料の展示がめだった.

つづく…

2021-01-01

これまで,テスターや赤外線温度計,照度計などについてこのブログで書いてきましたが,3D デザインランプの製造など,最近の状況をいれて,あらためて 3d-dl.com のブログに「照明のための安い測定器たち ― テスター,赤外線温度計,照度計,色温度計など」を書きました.

つづく…

自動温度制御つきのハンダごてについては「温度制御ハンダごてでの LED のハンダづけ」にも書きましたが, 3d-dl.com のブログで「高温になりすぎない安価な中国製の自動温度制御つきのハンダごて」について書きました.

つづく…

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螺旋 3D 印刷技術を使用してつくったこのような「3D デザインランプ」を 3d-dl.com で売っています.

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