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生活:食品・料理と嗜好

おいしい麦茶のいれかた

冷水用ではおいしい麦茶はいれられない!」 という項目で,麦茶をおいしくするくふうをはじめたことを書きました. まだどういう方法が最善かというところまではわかっていませんが,中間報告を書くことにします.

MugichaTetraPack.jpg WholeMugicha.jpg ちかくのみせでは冷水用の麦茶ばかりを売っていますが,それがよいとはおもえません. 上記の項目に書いたように,候補としてはくばく丸粒麦茶むかしながらの小分けしていない丸粒麦茶とを買って,ためしました.

後者は沸騰してから 5 分間,沸騰させつづけて抽出し,麦を分離してすてるように袋には書いてあります. 冷水用でもそうですが,抽出されてからも麦をいれたままにしておくと,せっかくでてきた香ばしさを麦が逆にすいとってしまいます. また,苦みや酸味がでてきます.

また,前者は沸騰後,火をとめて 60 分間,抽出してから麦をすてるように書いてあります. しかし,60 分間,麦を放置していると,香りは最適にならないようにもおもえます. また,60 分間たって,ひえてからパックをとりだすと,雑菌がはいってしまいます.

前者のほうが麦の質はよいのですが,値段もかんがえて,後者つまり古典的な丸粒麦茶をお茶・だしパックにいれて (パックにいれると 5 分では十分でないため) 火をけして 10 分間くらい放置してから再度沸騰させ,パックをとりのぞくという方法におちつきました. この紙パックは 「冷水用ではおいしい麦茶はいれられない!」 に書いた麦茶専用の煮出し袋とはちがうものですが, 買いやすいものを買ったということです. 2 リットルの麦茶をつくるには 60 g くらい必要ですが,この袋に 60 g いれるのはきびしいので,2 袋にわけます.

麦を分離するとき麦茶をやかんから他の容器にうつすのであれば,パックにいれる必要はありません. このばあいは,その容器に雑菌がつかないように注意する必要があります.

関連項目 (2009-9-21 一部追記):

2008-11-3 追記:
麦茶から 100℃ にちかい温度でパックをとりだし,麦茶をやかんにいれたままにするのは,雑菌がはいらないようにするためです. 麦茶をすぐに飲んでしまうのであれば,そもそもこんなことをする必要もありません. しかし,わが家ではやかん 1 杯の麦茶を 2 日くらいかけて消費するので,その間に劣化させないためには,こういうくふうが必要なわけです. やかんのくちのフタも,麦茶をそそぎおわったら,すぐにしめる必要があります. ここから雑菌がはいると,すぐに劣化してしまいます. これにくらべると市販のペットボトルや紙パックの麦茶は劣化しにくいのですが,どこに差があるのでしょうか? 酸化防止剤 (ビタミン C) ははいっていますが,防腐剤ははいっていないはずなのですが…

キーワード: むぎ茶

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