あたらしい MacBook のつかい勝手
ふるい MacBook Air の SSD があふれていたので買いかえたが,あたらしい MacBook のつかい勝手はかならずしもよいとはいえない. なれないためか,キーやタッチパッドはつかいにくい. ポートは USB C タイプだけになったので,いろいろ買いかえる必要があったが,とくに USB メモリは不便だ. 日本語の変換もまだなれない.
ふるい MacBook Air の SSD があふれていたので買いかえたが,あたらしい MacBook のつかい勝手はかならずしもよいとはいえない. なれないためか,キーやタッチパッドはつかいにくい. ポートは USB C タイプだけになったので,いろいろ買いかえる必要があったが,とくに USB メモリは不便だ. 日本語の変換もまだなれない.
東京国際フォーラムで今週,Siggraph Asia 2018 がひらかれた. 夏にポスターをひとつ投稿したのだが,気合がはいっていなかったのでおとされてしまった. したがって,今回は見るだけ,それも論文セッションなどはきかずに,"experimener" として 2000 円だけはらって参加した. 場所が東京なので,かんたんに見られるところはみておきたかった. しかし,期待した 3D 印刷関係のポスターや展示はかぎられていて,収穫はすくなかった.
大学院在学時におなじ研究室 (和田英一研究室) に所属していた早稲田大学の上田和紀教授からの依頼で,きょう,螺旋 3D 印刷を紹介してきた. 昨年 6 月に情報処理学会誌に論文を書いて以来,学会発表も論文も書いていなかったので,スライドの大半の部分はあらたに書きおこしたものだ. しかし,半月後には「プラスチックス」という雑誌に記事を書くことになっているので,そのストーリーをかんがえるのといっしょにスライドをかんがえた. 例によって 3D プリンタをもちこんでデモもしたが,これはそれほど効果的ではなかったようだ.
別項に書いたように早稲田の上田研で螺旋 3D 印刷について話してきたが,そこで「螺旋 3D 印刷とスライサの花瓶モードとのちがい」について質問された. 想定できる質問だったので,こたえるのにこまることはなかったが,不完全なこたえをしてしまったようにおもう. そのときこたえたのは,花瓶モードでつくれるものは螺旋 3D 印刷でも同様につくれるが,螺旋 3D 印刷では,中空球をつくるというような,花瓶モードではできないことができるということだった. 基本的にはそれでよいが,中空球だけでなくて,表面にこまかいテクスチャや模様がつくれることも主張するべきだったとおもう.
これまでソフトバンクで iPhone 6S をつかってきたが,個人用と仕事用をわけたくなり,かつ費用はむしろ,やすくしたいので,Y! mobile を調査していた. もう 1 ヶ月くらいまえだが,たまたま駅での待ち合わせの際にそばにあった Y! mobile の客引きに乗って予約した. 個人用はこれまでどおり iPhone 6S にして (ただし自動的に 16 GB のものから 32 GB のものになった),仕事用にはガラケーにした. ガラケーのほうがやすいが,おもさはあまりかわらず期待はずれだった. iPhone 6S のほうは最近,アプリを起動していないのに毎日のようにハングして,まいった.
螺旋 3D 印刷によってつくった製品や部品の拡販のため,産業創造展という展示会の都の中小企業振興公社のブースで展示させてもらったことはすでに書いた. それをきっかけとして,きょうは公社を訪問して話をしてきたが,話がかみあわず,サポートはうけられないらしいことがわかった. 展示会の成果はいくつかあったが,短期的な成功は期待せず,これまでどおり徐々に輪をひろげていくのがよさそうだ.
日本橋三越で 12 月 5 〜 16 日にひらかれている小松美羽 (こまつみわ) 展をみてきた. 大英博物館でも作品が常設展示されるようになったといわれる作家だが,小松を紹介するテレビ番組をすこしみただけで,絵の具をなげつけて描く力強さと「独特の死生観」といわれる表現にひかれて,いそがしいなかでもぜひ見たいとおもい,日本橋までいってきた. 写真ではわからない表現をみることができてよかったが,そのほかにも,おおくの絵にやぶれた対称性があること,猫をふくむ 13 の干支など,興味をひかれることがあった.
AI が人間をこえる「シンギュラリティ」が数 10 年後におこると信じているひとはすくなくないようにおもう. 一方で池上高志はシンギュラリティはもうおこっている,あるいはいまおころうとしているという. そういえるなら,そもそもシンギュラリティはコンピュータが登場したときにおこっていたともいえるだろう. コンピュータが人間よりすぐれたところがなかったなら,そもそもコンピュータをつかう必要はなかったはずだから.
螺旋 3D 印刷によるビジネスを成功させるため,昨年はデザイナとのコラボレーションをめざしてきた. それが成功しないので,今年は自分がデザイナになろうとしてきた. しかし,自分がめざすべきなのはデザイナではなくてアーティストなのだとおもうようになった. 「デザイナとアーティストとのちがいは前者が問題解決をするのに対して後者は問題提起をすることだ」というひとがいるが,螺旋 3D 印刷に関してはまだ解決するべき問題が提起されていないのではないかとおもうからだ.
神獣・狛犬などの絵や大英博物館所蔵となった有田焼の作品でいま世界で注目されつつある 30 代の画家・作家の自伝だ. 私はたまたまみたテレビ番組でひきつけられ,日本橋三越の個展をみて,さらにこの本を読んだ.
こどものころから「普通の女の子」にない感受性をもっていて「見えない世界を描きたい」と画家をめざしていたことがつづられている. 祖父の死,ウサギの死の際に魂がぬけていくのを見たと書き,その色まで書いている. そして,個展でわからなかった「大和力」,「死生観」といったことばが説明されている.
しばしばライブペイントをおこなっていて,白装束を着,祈ってからはじめるが,「実際に自分が人前で見せながら描くとなると,想像以上に興奮した」と書いている. その様子はことばのかわりに絵で神をつたえる巫女だ.
伊勢神宮や出雲大社などだけでなく,世界をまわって仏教,ユダヤ教などにふれた話とともに,ニューヨークのギャラリーで絵をみせてまわって相手にされずにくやしいおもいをした話も書いている. そういう経験から,チームプレーで世界をめざす (そのために自分の美貌も活かす) 戦略まで書かれていて,現代アートの作家が成功するためにはそれが必要なのだろうと感じさせる.
評価: ★★★★★
関連リンク: 世界のなかで自分の役割を見つけること.
追記: 本として出版するには編集者の苦労があったのではないかとおもえる. ある程度のまとまりをつける必要があっただろうが,あまりきれいに編集してしまうと「神」がみえなくなるだろう. ほどよい編集でおさめられているようにおもう.
「螺旋 3D 印刷をアピールするにはアーティストになるべき ?!」と書いたが,螺旋 3D 印刷にかぎらず 3D 印刷でアート作品をつくるとき,その性質は版画にちかい.
Steve Jobs が死んだあと,Apple の製品がしだいに輝きをうしなっていくことを感じていたが, 最近買った MacBook Air をつかって,さらにその感をつよくした.
年末年始には,あちこちで並木やクリスマス・ツリーなどが LED でかざられている. 東京駅周辺と代々木公園周辺で 24 日にそれらをみてきたが,「LED は点」としかかんがえられていないということをあらためて感じた.
LED 照明器具などをつくっているので,その写真をきれいにとりたいといつもおもっているが,それは容易なことではない. ところが,年末年始にあちこちで並木やクリスマス・ツリーなどをかざっている LED, そのほとんどは「点」としての照明なのだが, それを写真にとってみて,写真をとるのは比較的容易だと感じた. それは点である LED の光がうまく「にじむ」ためであるようだ.
個人用と仕事用の携帯電話をわけて,仕事用のはガラケーにしてみたことは「携帯を個人用と仕事用にわけたのはいいが… 日々ハングする iPhone 6S」に書いた. iPhone 6S のハングはその後おこりにくくなったが,ガラケーはますます,つかいにくいという感じになっている.
マニュアルでの撮影のためにカシオの EX-ZR3100 というカメラをつかってきた. 年末なので都心のイルミネーションをみてきたのだが,そこでこのカメラをつかって不便だと感じたのは,電源をいれなおすたびに白バランスが自動にもどってしまうことだ. 「シャンパンゴールド」のイルミネーションが白くうつってしまっては意味がない. いちいち太陽光のバランスにもどすのはめんどうだ.
最近買った MacBook Air は電源コネクタも USB Type C になっていて,おとすとこわれるようになっている. さっそくおとしてコネクタをまげてしまったので,マグネットつきのケーブルに交換した. ケーブルがほそいので充電がおそくなるのではないかとおもうが,やむをえない.
Amazon も Google も,いまキャンペーン中で,一番やすい AI スピーカを大幅値下げしている. 3000 円くらいだ. なので,それらを買って,ちょっとくらべてみた.