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書評:政治・法律・憲法, 政治・法律・憲法

痴漢事件における裁判官のひどさが中心 ― 井上 薫 著 「痴漢冤罪の恐怖 ― 「疑わしきは有罪」 なのか?」

著者は,男ならだれでも,痴漢としてつかまり,冤罪 (えんざい) をきせられる可能性があるという. 「被害者」 の女性が 「犯人」 だというと,警察も検察もそれにしたがって犯人にしたてあげる. それだけでなく,おおくの裁判官は理由にもならない理由で有罪にするという. もと裁判官だった著者が書いているから,信じられる気がしてくる. 痴漢事件のうちどれだけが冤罪なのかはわからないが,もしかすると大半の事件は冤罪なのではないかともおもえる. 重大事件に関しては裁判員制度によって冤罪が減少する可能性もあるが,痴漢は重大事件ではないから,今後も冤罪がなくならないのだろう. 満員電車に乗るときは痴漢冤罪にご注意!

評価: ★★★☆☆

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注記: BK1書評Amazon.co.jp書評 に投稿しています.

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