20 年以上まえから週末にワインをのむのがたのしみでした. イタリアやスペインにもよいワインがありますが,私はフランスのワインを趣味としてきました. 最近は南北アメリカにも,オーストラリアにも,アフリカにも,よいワインがあります. 私もしばしばカリフォルニアやチリ,アルゼンチン等々のワインを買います. しかし,やはりフランス・ワインが基本というところはかわっていません.
夕食時には,ほかの種類の酒をのまないときは,たいていビールをひとカンのんでいます. ビールは基本的には,ひやしません. 日本ではビールを 10°以下にひやすことがおおいのですが,そんなにひえたビールをのむ気がしません.
「 ビールののみかた - ひやしすぎたビールはまずい ! -」 に書いたようにビールは基本的にひやさずに飲んでいるので,あわがたちやすい. あわだちのよいビールを細いグラスにそそぐと,あわばかりになってしまいます. ビールグラスよりはロック・ウィスキー用のグラスのほうが適当ですが,最近あまり適当なものを売っていません.
「ビールのためのグラスのかたち -- ジョッキが一番 ?! --」 に,ビールのためのよいグラスがなかなかないということを書きました. ところが,ビールをのむためにつかっていた,かずすくないロックグラスのうちのひとつを,割ってしまいました. おなじかたちのグラスはもうあと 1 個しかありません. 1 個だけではあまりに不便! というわけで,ついに,さがして買うことにしました.
数年前になりますが,出張で福岡にいったとき,駅前 (地下) のふくやの店で安価な辛口無着色のめんたいこを買ってきました. おなじ値段のものは九州以外では手にはいらないのだろうとおもいますが,それ以来,多少値段はたかくても,めんたいこといえば,ふくやの 家庭用明太子 600g 無着色辛口 を買うようにしています. 味や歯ざわりももちろんよいのですが,この辛さのものが東京ではあまり売っていないからです.
最近なかなかよいワインに出会えませんでした. これらのワインも,あつかいかたしだいではもっとよい味や香りがだせたかもしれませんが,家でワインをのむときにはいろいろと制約があります. その制約のなかでもよい味,ゆたかな香りをだせるワインをえらびたいとおもいます. きょうのワインはスペインの Viña Extremeña, S. A. (ヴィニャ・エストレメニャ) の Palacio de Monsalud 2001 という赤ワインです.
武田 邦彦 は 「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」 という本にひきつづき,「環境問題はなぜウソがまかり通るのか 2」 という本でもペットボトルのリサイクルの問題点を指摘しています. リサイクルは環境負荷をかえってたかくするので,ペットボトルを 5 回つめかえてつかうことをすすめています. 回数を意識したことはありませんが,ペットボトルをくりかえしつかうのは私が実践してきたことでもあります. また,私はふだんはなるべくペットボトルの飲料を買わないようにして,かわりに紙パックの飲料を買うようにしています.
不二家,石屋製菓,赤福と,菓子製造上の問題がつぎつぎに発覚しています. いずれも菓子の材料や製品の廃棄を避けようとしたことが原因です. 廃棄をさける動機はコストをさげたいということだったかもしれませんが,まだつかえるはずのものを単に期限がきれたからといって捨てるのはもったいないという自然な感情がこうした問題をひきおこしているのではないでしょうか? もしそうだとすると,ただ規則を厳格に適用することによって問題を解決するのがただしい解決策なのかどうか,疑問におもえてきます. また,食品に関しては,異物混入のために大量に回収して廃棄するという事件も多発しています. この場合も,ほんとうは廃棄しなくてよいものが廃棄されていて,もったいないと感じます. もっとまともな解決策はないのでしょうか?
欧米ではシャワーは基本的に壁にとりつけた器具から放水するものですが,日本では手にもってつかうことがおおいようです. 海外にいっても手にもてるシャワーをさがすひともいるようですが,私はアメリカでくらして以来,ふろにはいらずシャワーだけですますことがおおくなり,またシャワーを手にもつことは基本的になくなりました. 日本のホテルではシャワーへの配慮がたりないところがおおくて,こまります.
私は 1989 年ころに 1 年半,アメリカでくらしていましたが,このとき歯科医にすすめられてはじめたのが,プラークをおとすために InterPlak (インタープラーク) という電動歯ブラシをつかうことでした. いまでは電動歯ブラシの種類はかわりましたが,ジェット水流で歯間清掃する WaterPik (ウォーターピック) とくみあわせて,毎日かならずつかっています (WaterPik については,「WaterPik ― 歯間清掃のためのジェット水流」 という項目に書きました).
近年とくに感じることは,あじつけされた惣菜を買うとかなり甘いことがおおい,その一方で菓子をたべてもあまり甘くないことがおおいということです. 料理が甘くないから菓子の甘みがひきたつのではないでしょうか? 日本のたべものはメリハリがすくなくなっているようにおもえます.
しばらくまえにプレミアム・モルツの黒ビールをやすうりしている Web ショップがあったので,それを買いました. マイルドな味ですが,あわだちのよさではギネスにも匹敵しているようにおもえます. そのために,こまったことも発生しています.
くだもののなかで,りんごは比較的すきなほうです. とはいっても,たべるのはほとんど紅玉にかぎられています. 最近は酸味がつよいことがきらわれていますが,りんごらしい香りとしっかりした味は最近の品種にはないものです. 最近はりんごジュースでも紅玉以外の品種がつかわれることがおおくなっているようですが,むかしはジュースには紅玉は不可欠といわれました.
1988 年の秋からしばらくアメリカでくらしていましたが,そのときに習慣づいたことのひとつは,毎朝オレンジ・ジュースをのむことです. これは日本にもどってからもつづいていますが,アメリカにいた当時から,安価な濃縮還元のジュースをのんできました. しかし,最近アメリカにいったときのたのしみのひとつは,ストレートのオレンジ・ジュースをのむことです. アメリカではもちろん,シンガポールなどでもこれは比較的安価に売っているのですが,日本ではあまり売っていません.
excite ニュース の 「消費期限切れ食品を食べる人はどれくらいいるのか?」 (2006-4-12) に,アンケートをとった結果,50 人のうち 18 人が消費期限をすぎた食品をたべるとこたえたということです. わたしもソーセージなどをおおきな袋で買って,期限ぎれしてもたべています. アンケートで yes とこたえたひともそうであるようですが,私も期限ぎれしていたら,それなりに注意をはらってから食べます. すてるのはもったいないので,気をつけながらであればそれでよいのではないでしょうか?
日本では牛肉といえば,しもふりがこのまれます. 高価なしもふりの肉といえば,白くて,ほとんどあぶらみです. そんな肉は私は基本的にたべません. 脂肪がからだにわるいからというのもひとつの理由だが,しもふりばかりがよい牛肉というわけではないからです.
WBS (ワールド・ビジネス・サテライト) で,最近は 2 月でも暖房のきいたへやで冷やし中華をたべるひとがいるといっていました. しかし,私だったら 8 月に冷房のきいたへやでラーメンをたべるほうがいいとおもいます. 中華はあついほうが味がひきたつ. 冷やし中華は夏でもあまりたべたいとはおもいません.
これまでたぶん 10 年以上,プラスティック製のコーヒー・ドリッパーをつかってきましたが,ひびわれ,よごれがひどくなってきたので,あたらしいものを買いました. 陶器製のにしましたが,これは予想以上におもくて,あつかいにくいとおもいました.
私は B 級グルメを自認してきました (実はグルメであるかどうかもうたがわしいのですが…). 自分でよく確認できない料理の味やみかけのちがいのためにカネをよけいにはらうことは,基本的にはありません. つまり,明確な理由がないかぎりはより低価格のものを買うということです. それは料理に対してだけでなく,ファッションやオーディオや,その他もろもろのものに対してもおなじです.
きのうの夕食のメインはほねつきのラム肉でした. これに Tortoise Creek というメルロー 70% カベルネ 30% というフルボディの赤ワインをあわせました. 肉は特別のあじつけやタレを必要とせず,ワインも安価なのにとてもよい. 両者がうまくバランスしていたとおもいます.
日本酒でもビール・発泡酒でも,芳醇より淡麗がこのまれています. 発泡酒においてはとくにめだっているとおもうのですが,日本酒やビールでも,楽天で 「芳醇」,「淡麗」 をキーワードとして検索してみると,(おもったほどの差はありませんでしたが) やはり 「淡麗」 のほうが多数の結果がえられます. 一方で商店や生協でおかずなどを買ってくると,こってりした味つけのものがおおいようにおもいます. 正月がちかづいてきましたが,おせち料理でも注文したものは味がこいものがおおい. これにあわせると,いささか不本意ながら,酒は淡麗なほうがよいことになってしまいます.
きょう (2008-1-19) 朝の NHK の番組 「“和牛オリンピック” に挑む」 をみました. 地元の鳥取でひらかれる品評会 (第 9 回全国和牛能力共進会) で優賞するためにしもふりの和牛をそだてる苦労がえがかれていると同時に,品評会で優賞した牛によって種づけされた牛ばかりがそだてられて牛の遺伝的な画一化がすすむことの問題点も指摘されています.
サブプライム・ローン問題があいかわらずテレビや新聞をにぎわせています. この問題は結局,大量生産の問題なのではないかとおもいます. つまり,均質な商品を大量に生産するために,いろいろなものをまぜてつくる. そのなかにちょっとでもまずいものがまざると,全体がまずくなってしまうということだとおもえます. 期限ぎれした菓子などを販売した問題もさんざんニュースになりましたが,これもやはり大量生産からきたものだといわれています.
モツ煮込みに Cellier des Princes Merlot 2004 というメルローをあわせました. もうすこしつよい味と香りをイメージしてこれにしたのですが,モツ煮込みにはちょっとよわかったようです.
きょうのワールド・ビジネス・サテライト (WBS) で日本のワインとくにメルシャンの動向が紹介されました. 35 歳くらいの女性をターゲットとして,日本の料理にあう,とっつきやすいワインを開発したということでした. 日本の料理にあうのはけっこうなことですが,「のみやすさ」 をもとめると,本格的なワインからはとおざかってしまうのではないかとおもえます.
毒いりギョーザ問題については 「人々はなぜ毒入りギョーザをたべたのか?」 という項目にも書きました. なぜ毒物がいれられたのか,まだ原因はあきらかになっていません. そのため,国内では消費者が中国産品をさけて国産品にむかっていることが報道されています. しかし,ほんとうに国産品は中国産品とくらべて安全なのでしょうか?
2002 年に発行された本であり,それ以降に状況がかわった部分もある. しかし,「食の安全」 に関する基本はいまもかわっていないし,最近おこっている中国食品の安全の問題をかんがえるうえでも価値のある本だとおもう.
いまでも有効な指摘のひとつとして,「コンビニで買う中食などの画一化された味に慣らされてしまって,みな食品を識別する舌の間隔を失ってしまった」 というのがあるが,これは天洋食品の事件でも感じられることである. 無登録農薬がインターネットなどをつうじて日本に輸入されているという記述にも,もしかすると天洋食品の事件を解決するヒントになるかもしれないとおもえる. 「日本の野菜は,外観は見事だがだんだん個性がなくなった」 という指摘も,するどく問題をなげかけている.
一方で,2002 年当時とは状況がかわってきていることとして,魚の値段がさがりつづけて,国内では生産できなくなっているという指摘がある. 現在では魚の値段はあがってきている (こちらも中国の影響がおおきい) 一方で日本の人件費は円安などで相対的にさがっているのと国産指向とで,あるいは国内での魚の生産がうまくいくようになるのではないかという期待ももてる.
いろいろ,かんがえさせられる,興味ぶかい本である.
評価: ★★★★☆
関連リンク: 食の世界にいま何がおきているか@ , 食の世界にいま何がおきているか@Amazon.co.jp.
“食の安全” にかかわる新書はほかにもあるが,これはもっともあたらしい 1 冊である. 最近は中国ばかりに目がいっているが,この本は日本こそ問題だということを指摘している. そのひとつは工場監査の際に不正の兆候がみのがされていることの指摘である: 「監査者が自分の頭の中で監査する範囲を決めてしまっていた [...] ミートホープの冷凍庫,冷蔵庫の中に豚の心臓があっても,自分の仕入れ商品と違うので問題視しなかったのです」. 大前研一がある著書のなかでコンサルタントはどんな些細な兆候もみのがさないことが大事だということを指摘しているが,食品工場の監査もおなじだといってよいのだろう.
評価: ★★★★☆
関連リンク: “食の安全”はどこまで信用できるのか@ , “食の安全”はどこまで信用できるのか@Amazon.co.jp.
2~3 日に 1 回は会社にいく途中のコンビニ (サンクス) で 1 リットルの紙パックのお茶を買っています. レジ袋は持参しているにもかかわらず,それにだまってストローをいれる店員がいます. 私は気がつくと 「いりません」 というので,おぼえていてストローをいれない店員もいます. しかし,店員のいれかわりかはげしいため,いいそびれてストローをいれられてしまうこともあります. また,さいふのなかみをみているうちに気づかないままになってしまうこともあります. そのためストローはいったい何円のものなのだろうと気になって Google で検索しました. 値段は結局わからなかったのですが,いろいろとおもしろいブログ記事を発見しました.
最近よくいわれていることですが,けさのテレビでも,最近の若者はモノを買わない,ブランドやくるまに興味がない,ビールを飲まない,などといっていました. これはそんなにふしぎなことなのでしょうか? 私は私自身とくらべてそれほど差があるようにはおもえません.
期限ぎれ菓子のラベルはりかえ,牛肉の産地偽装,客のたべのこし料理のつかいまわしなど,つぎつぎに問題が発覚した船場吉兆が,ついに廃業しました. なぜ廃業にまでおいこまれたのか,かんがえてみます.
さまざまな宅配業者があります. ピザの宅配はアメリカでも日本でも人気がありますが,最近は寿司の宅配がふえているようにおもいます. こどもが寿司をこのんでいる関係で比較的つかうことがおおいのですが,いくつかの店をためして,わかってきたことがあります.
この 1 年のあいだに何回か大阪に出張する機会がありました. 日帰りなのでかならずしも,みやげを買っていく必要はありません. しかし,買うとしたらなにを買うべきなのだろうか? とかんがえてしまいます. 駅などでめだつのは,むしろ京都や神戸の産品です.
「大阪でみやげを買うとしたら ?」 という項目に書いたように,みやげとして買うべき大阪の菓子がわからないので,今回はついに新大阪で八つ橋を買ってお茶をにごすことにしました. ところが,八つ橋はたくさん売っているにもかかわらず,適切なものをみつけるのはそんなに容易ではありませんでした. 2 軒めの店でようやく,餡のはいっていない生八つ橋を買うことにきめました.
「“大阪みやげ” の古き良き八つ橋」 という項目で,最近は抹茶をいれたりジャムをいれたり,邪道な八ッ橋がおおいということをなげきました. おなじことが,ピザやフライド・チキンや,ほかの食品についてもいえます. オリジナルな味をもっとだいじにしたいとおもいます.
昔からスパゲティには好んでタバスコ (Tabasco) をかけてきましたが,ほかのホットソースをいろいろ買うようになったのは,10 数年前にニューオーリンズにいってからのことです. ヒスパニックのおおいアメリカ西部や南部にいくたびにホットソースを買ってきましたが,最近では楽天のみせで買うことがおおくなっています. 近所のみせではあまりおおくのホットソースを売ってはいませんが,それでも タバスコ ハバネロソース と ルイジアナ パーフェクト ハバネロソース (Louisiana The Perfect Habanero Hot Sauce) は買うことができました.
「ネットなどで買った,さまざまなホットソースたち」 という項目で数種類のホットソースについて書きましたが,ここではアンチョビーをつかったソースたちについて書きます.
麦茶といえば以前は夏ののみものでしたが,わが家では最近ではほとんど季節をとわずに飲む機会がふえています. 1 リットルの紙パックやペットボトルを買うこともしばしばですが,家でもパック (ふくろいり) の麦茶を湯や水にいれてつくっています. ところが,最近とくに,こうやってつくった麦茶がまずいと感じることがおおくなりました. 最近おいしい麦茶のつくりかたをしらべつつあるのですが,いまのところの結論は,冷水用のパックをつかわなければよいということです.
「冷水用ではおいしい麦茶はいれられない!」 というわけで煮出して麦茶をつくります. ところが,これをべつの容器にいれて冷蔵庫にいれておいても,まもなく味がかわって,まずくなってしまいます. 市販の麦茶には保存料としてビタミン C がはいっているので,それをいれることもためしましたが,うまくいきませんでした. 結局,最善の方法はわかしたやかんにいれたままで保存するという方法でした.
野菜などを家のちかくでつくれば,とおくからはこんでくるエネルギーを節約し CO2 排出量をへらせる可能性があります. とはいっても,あらゆる野菜や穀物をつくるような面積もないし時間もありません. まずつくりたいものはなにかというと,ちかくのみせで手にはいりにくい野菜やハーブ,たとえば辛い大根類,ハラペーニョ,コリアンダーなどです.
最近,原油や工業原料などとともに,大豆,小麦などの穀物価格も急騰している. そのため,小売価格も上昇しているという. たしかに,値上げされたものはすくなくない. しかし,大豆,小麦などを原料とする製品のなかには,価格がすえおかれたり,むしろ実質的に値下げされているものもある. 牛乳やジュースもあいかわらず低価格なものが売られている. なぜだろうか?
「冷水用ではおいしい麦茶はいれられない!」 という項目で,麦茶をおいしくするくふうをはじめたことを書きました. まだどういう方法が最善かというところまではわかっていませんが,中間報告を書くことにします.
日本人のなかには遺伝子くみかえを許容しないひとがおおいようである. そのため,おおくの食品生産者は遺伝子くみかえ技術をつかっていない作物をつかうようにしている. 大口の生産者はアメリカの農家と契約して,遺伝子くみかえをつかっていない大豆,とうもろこしなどを栽培してもらっているという. しかし,農家はその栽培に消極的であり,入手困難になっているという. 遺伝子くみかえ作物が導入される理由は収量がおおいこと,栽培しやすいことである. このうちとくに収量がおおいことは食糧問題の解決,とくに価格高騰をおさえるために必要である. 日本固有の事情やカネをもっているからといって,遺伝子くみかえをつかっていない作物の栽培をつよくもとめることは,食糧問題の解決に逆行するとかんがえられる.
きょうの NHK の番組,視点・論点 「酔眼ながめて格差知る」 では,武蔵大学の 橋本 健二 が飲酒の格差問題について論じていた. すなわち,20 年前には飲酒の習慣が収入にあまり依存していなかったのが,現在では高収入のひとがさまざまな種類の酒をのむのに対して,低収入のひとは酒をたのしむことができなくなったということである. 格差のために酒をのみにいったり買ったりする余裕がなくなったという指摘なのだが,それはほんとうだろうか? 統計をもとにしてみちびかれた結論だが,統計のよみかたがまちがっているのではないかとおもう.
食品に関する 4 つの見解である自然主義,科学的進歩主義,平等主義,グローバル主義のそれぞれに配慮しつつ,有機食品や従来の交配による食品の改良にも危険があり,遺伝子くみかえのほうが危険がすくないとかんがえられるばあいもあると論じている. 遺伝子くみかえよりはるかに危険なものとして狂牛病もとりあげられている.
全体としてとくに過激な議論はなく,遺伝子くみかえを正当に評価しているとおもう. しかし,1 章でいきなり有機食品への大腸菌や毒素の発生の問題が論じられているのには,いささかおどろいた. 有機食品を攻撃するのが目的ではないが,インパクトがつよすぎるようにもおもえる.
評価: ★★★☆☆
関連リンク: 遺伝子組換え食品@ ,遺伝子組換え食品@Amazon.co.jp.
1 月に餅をのどにつまらせて死ぬひとの数は,年によってちがうだろうが,200 人くらいいるということだ. それにもかかわらず,有効な対策はとられていない. それに対して,まだ日本では 1 人も死んでいない BSE (狂牛病) の対策として,いまだに牛の全頭検査がおこなわれている. こんな検査はやめて,そのカネをもちの対策につかうほうがよいのではないだろうか?
ちかくのみせで,和牛のすじ肉をおどろくほどやすく,売っています. すじ肉なので煮込んでたべることが想定されているのでしょうが,それをわが家ではステーキなどにして,たべています. すききらいのあるこどもがいますが,このステーキは,手でつかんだりはして格闘していますが,たべています. やわらかいたべものがおおくて,あごが退化しつつあるなかで,こういうものをたべさせるのは,あごにもよいのではないかとおもっています.
日本人はねばりのあるごはん (sticky rice) が好きだ. コメが不足してタイ米が輸入されたとき,ほとんどのひとはそれを敬遠した. しかし,アジアのたいていの国においてはごはんはねばってはいけないものだ. ねばってしまったチャーハンをたべながら,このことをおもいだしていた.
酒類のなかでもワインが趣味にあっているのですが,安価でそれなりにたのしめるワインがあるので,それほどカネをかける気はありません. しかし,そうはいっても,はずれることはあります. カリフォルニア・ワインははずれることがおおいとおもえます. それにくらべると,フランスのワインははずれないようにおもいます.
Gallo Chardonnay 2006 というカリフォルニア・ワインをあけた. 1000 円以下だったとおもうが,アロマは非常によい. ただ,シャルドネとしては酸味がよわく,甘味がつよい. フランスだったら,おなじぶどうから,もっとちがうワインをつくっていただろう.
中国製の冷凍食品がどんどん日本にはいってくるようになったころ,それはつまり天洋食品の事件がおこるよりずっとまえ (たぶん 10 年以上まえ) には,中国製の食品はなんて安くてなんておいしいんだろうとおもった. 当時は日本向けに特別なことはなにもしていない,つくっている中国人にとっておいしいものをそのまま輸出していたのだろう.
当時の中国食品が安全だったのかどうかは,いまとなってはわからない. しかし,すくなくともその後はびこった安全を無視したもうけ主義は当時はまだなかったのではないだろうか? いまでは中国食品そのものが信頼をうしなってしまったが,私にとってもっと問題なのは,日本人の口にあわせた結果,おいしくなくなってしまったことだ.
栽培しているハラペーニョをつぎつぎ収穫している. 私が警告したにもかかわらず,こどもはハラペーニョのかけらを不用意にたべて口から耳から火をだして,もう絶対にたべないといった. そういうわけで,もはや私以外はだれもたべない. 私自身は,なまのまま輪切りにして,肉やラーメンなどとともにたべている.
庭に梅の木がある. 実をとると梅酒やジュースをつくるのだが,のこった実がいくつか下におちてしまう. この熟した実の味が気になって,ためしにすこしたべてみた. 酸味はほとんどなくなっているが,甘味もない. かおりはやはりプラムににている.
麦茶のいれかたについては, 「冷水用ではおいしい麦茶はいれられない!」, 「煮出した麦茶の保存法 ― やかんと,あついうちにいれるペットボトル」, 「おいしい麦茶のいれかた」 などの項目に書いてきましたが,その後,もうすこしちがうやりかたを確立しました. 手間とコストをおさえて,おいしい麦茶をつくる方法について書きます.
ときどき 「ノンアルコール・ビール」 の味をためしているのだが,これまで,のみたいとおもう味にであったことがない. キリンの 「フリー」 は評判がいいようなので買ってみたが,これは 「ノンアルコール・ビール」 ではなくて 「ノンアルコールの第 3 のビール」 だ.
モロヘイヤを最初はちいさなプランターにぎっしり,うえていた. いくつかえらんで,もっとおおきなプランターにうえかえるつもりだった. 実際,おおきなプランターを 2 個は確保したが,それだけではまったく,たりなかった. そこでちいさなプランターをもう 1 個あて,のこった苗はもとのプランターにのこしておいた. 2 本だけうえかえられた,もうひとつのちいさなプランターのモロヘイヤと,まだぎっしりうえられているもとのプランターのモロヘイヤ,そだちかたにおおきな差ができた.
ときどきブランデーをもらうのだが,それほど頻繁に飲んではいない. もらうときにすでにけっこう生産されてから時間がたっていることもあって,のむときには 5 年以上たっていることがある. それでもブランデーそのものは品質に問題はない. しかし,コルク栓はすでにぼろぼろになっていることがおおい. これはこまったことだ.
最近,日本人の味覚にあわせてつくったキムチがふえてきたようだ. 日本でも漬物は浅漬けがおおくなっているが,野菜のあおくささがのこっている浅漬けがおいしいとはおもわない. キムチでもおおくの日本人は醗酵がすすんでいないものをこのむようだが,私の趣味にはあわない. 醗酵がすすんでいないものがすきなら,はやいうちにたべればよい, 私はもっと醗酵がすすんでからたべる. それでよかったはずなのだが,最近は時間がたっても醗酵がすすまないようになっているものがふえてきた. だから,最近,なにを買えばよいのかわからなくなってきた.
近年,丸粒麦茶はちかくの店では手にはいらない. そのためネットで注文しているのだが,ちいさな単位で麦茶じたいもたかく,また送料もかかるので,たかくつく. そこで 6 月に丸粒麦茶 10 kg を買った. 10 kg は約 1 年分に相当するのだが,4 か月たったいま,すでにかおりがかなり,おちてしまった. もっと保存にくふうが必要だった.
20 年前に歯科医にすすめられて以来,ウォーターピック (WaterPik) と電動歯ブラシ (当時は Interplak) を欠かさずにつかってきた. このくみあわせが効果的だということはまちがいないとおもう. それ以前は頻繁に虫歯ができて歯科医のおせわになっていたが,それ以降は歯科医にいくことは激減した.
電動歯ブラシはいまではかなり普及して,さまざまな製品が販売されている. しかし,ジェット水流で歯間清掃をするウォーターピックの類似品はいまでも製品数がかぎられている. ここではそういう製品をならべてみよう.
おせちは基本的には外注して,一部だけ妻がつくるようになっている. 正月はだいたい 2 日に妻の実家にいくことにしているので,2 日は料理があまりへらない. そのため,ことしはおせちの買いかたをすこしくふうした.
ちかごろ,日本酒を買うにもネットで注文することがおおくなった. 楽天で検索するのだが,「純米酒」 とか 「純米吟醸酒」 というようなキーワードを指定したうえで,順にみていく. 順序をつけるには,やはり価格でということになる. そうすると,やはり安価な酒をえらぶことになる. ついには 1000 円の酒を買うにいたったが,それがおもっていたより,よかった.
Los Ailos Syrah Malbec 2007 はアルゼンチンの安価なワイン. 199 円で手にはいることもある. 濃厚な花のかおりで,とてもよい.
最近,キリンはラガービールの広告を電車の車内などに掲載している. ビールらしいビールの復権をねらっているということだろうか?
Château Le Haut De Mialle というワインをあけた. 用意しているなかで,ピザにあわせるのに,つよすぎず,よわすぎないワインはこれではないかということで,えらんだ. 楽天の購入履歴で検索してみると,800 円台という格安の値段で買っていたことがわかった. 1100 円以上で売っている店もあるが,それでもまだ安いといってよい.
麦茶のつくりかたについて,いろいろ書いてきた. 「確立された (!?) 麦茶のいれかた」 がその結論だが,つくった麦茶の保存法についてはあまり書いてこなかった. 最近はつくった麦茶をもちあるいているので,基本的にペットボトルにつめるようになっている.
Château de Lavergne なるワインを飲んだ. 原料はベストとはいえないかもしれないが,その原料をもっともよくいかしているといえるのだろう. ワインの味を表現することばをあまりしらない私には,それ以外,なんとも表現のしようがない. カベルネ・ソービニョン主体であることはわかるが,あとはよくわからない.
デフレがなかなかとまらないようだ. ちかくにオリンピックというスーパーマーケットがあるが,ここで売っているジュースの最低価格は最近まで 138 円だった (ただし賞味期限がちかいものは 128 円になる). いつもこれを買ってきていた. ところが,ここに 98 円のジュースが登場した.
糖分のあるたべものやのみものをとったあと,口のなかがすっぱくなることは,よく言及される. これは歯の健康にとって大敵だ. ところが,牛乳の後味に関しては Web をさがしても,あまり書いてない. 私は牛乳をのんだあとの酸味を消すために,そのあと,ほかののみものをかならず,のむことにしている.
猛暑がつづくなかで元気な野菜はハラペーニョと甘長トウガラシ,それにモロヘイヤだ. ハラペーニョもどんどん実をつけるが,とてもたべきれない. 甘長トウガラシはからくないので,全部たべられる.
ちかごろはあまり歯医者にかからないのだが,それでも,虫歯の進行をとめられなくて,治療をうけることになった. 歯医者にいけば,つかっている歯ブラシの話もすることになるのだが,日本の歯科医はあまりに電動歯ブラシのことを知らない. Interplak (インタープラーク) のことをはなしても,通じないことがおおい.
たまごかけごはんには,しょうゆをかけるのが定番だ. 私も通常はそうしている. でも,ちょっとした変化をたのしんでもいる. ナンプラーだ. たまごは動物性だが,あまり動物っぽくない味だ. そこにさかなが原料のナンプラーをかければ,しょうゆにはない味がたのしめる.
最近,電気製品をつぎつぎに買いかえている. 今度は炊飯器だ. もちろん,こわれて買いかえたものもある. しかし,炊飯器はまだつかえなくなったわけではない. 釜の内側のテフロンがはがれてきたのだ.
自分で麦茶をつくって,1 リットルのペットボトルにつめて,会社にもっていっている. 最近それにくわえて,日本茶もつくって,もっていくようになった. コンビニではだいぶまえから 2 リットルのお茶を買っているが,自宅でいれるときは少量だけいれるものだという意識がぬけていなかった. それをやぶったのは NHK の番組 (ためしてガッテン) だ. まだ水やお茶の量や温度の管理のしかたも確立されていないが,だんだん確立されていくだろう.
太平洋戦争末期には配給も激減してまともなものがたべられなくなったことは,以前からいわれているとおりだ. おもしろいのは戦時下でももっと余裕があったころだ. もともとゆたかではなかった一般国民の食卓に 「代用食」 なるものがはいってきて,むしろたべものの幅をひろげているようにもみえる. とはいえ,婦人雑誌のレシピは国民がほんとうにたべていたものとはちがうから,そこはくべつするべきなのだろう.
評価: ★★★☆☆
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目からウロコ! というほど,おどろきの内容ではない. 健康に関心のあるひとなら知っていることがおおいだろう. しかし,知らないこともあるだろうから、復習のような意味で読んでみる価値はあるだろう.
評価: ★★★☆☆
関連リンク: 健康常識にダマされるな!@ , 健康常識にダマされるな!@Amazon.co.jp.
著者が中国各地でたべたおいしいものについて書いている. そのなかには高価なものもあるが,まちなかで売っている庶民的なたべものもある. やすいたべもののなかにも,おいしいものがある. 著者はそういうものをたくさん紹介している. 私も中国のあっちこっちに行って,たべたい!
評価: ★★★☆☆
関連リンク: 中華美味紀行@ , 中華美味紀行@Amazon.co.jp.
確実な安全をもとめる一般のひとびとと,放射線などに関する専門家とのあいだのギャップが,ひとびとに不安をあたえているようにみえる.
私自身は安全だから買いたいとおもっている食品でも,多数のひとが不安があるとおもうと,出荷できなくなり,私も買うことができない. もうすこし,どうにかならないものかとおもう.
おととい,Chateau Galau 2007 というワインをあけた. どのようにあつかったらよいかわかっていないので,食事の直前にあけて,すぐに飲んでみた. あまり経験したことがないくらいつよい苦みを感じた. メダルをとったといわれているワインがなぜこんなに苦いのか,わからなかった.
ところが,すこしのこしたワインを翌日のんでみると,にがみはほぼきえていた. しまった,とおもった.
一時,福島第一原発事故からくる風評被害が深刻な問題とされていた. いまでは市場もおちつきをとりもどして,福島や茨城の農作物が買いたたかれることもすくなくなっているようにみえる. おもいおこしてみれば,このような風評被害は決して国内の商品だけでおこっていたわけではない. 中国製の商品への不信がたかまって,中国だけでなく台湾など,他の国の商品にまでひろがっていたことをおもいだす. 他国のことだというので,あまりおおきくとりあげられなかったが,いわれのない風評で被害をうけていたことはかわらない. 海外への影響にも注意をはらっていく必要があるだろう.
週に 1 回は母の注文をうけて,自分がほしいものとともにちかくの商店街 (川島商店街) に買いにいくようにしている. 週 1 回しかいけないが,すこしでも地元の商店街の活性化につながればとおもっている.
買うものはジュース,牛乳,肉,野菜がおもだが,くだものもときどき買う. 安売りしているイチゴも買ってくる. なぜ,やすいイチゴを買うのか. ただやすいからという理由ではない.
妻子はあそびにいっているが,私は仕事. 夕食もひとりでたべることになって,勤務先の戸塚からちかい中華街にいくことにした. 中華料理というと,以前はひとりでは不利だったが,中華街ではいまやそういう客も相手にしてくれる店がすくなくない. それだけ客がへっているというのと,現在の日本人のニーズにあわせているのと,両方だろう. ビール代もいれて 2000 円で 10 品,そこそこのものがたべられるのは,ありがたい.
フードコートのようなところで,たべものをえらんで席にもちかえる夢をみた. なにをしゃべったのかはおぼえていないが,黒人の給仕と英語で話をしたことはおぼえている. トレイのうえに皿をつみかさねて,席にもちかえった. ささいな夢だが,こういう夢はあまりみたことがない. まえの日に中華街をしばらくあるいて,ひとりで夕食をとったことと関係があるのだろう.
毎週みずから,ちかくの川島商店街で買いものをしている. 夕食用にやきそばにする麺を買う注文をうけたが,ソースがついている必要はないので,できればソースがついていないものにしたい.
たまたま安売り店で 2 個いり 105 円の冷やし中華があった. 生麺で比較的おいしそうにみえたので,それを買うことにした. そのときは気をとめていなかったが,それは喜多方産であり,風評で売り上げがおちているから,やすうりしているのだろうということに,あとで気づいた.
母がコーヒーにクリープをいれる習慣になっている. そのため,ときどきちかくの商店街でクリープを買っていたのだが,最近,ついに売っている店がなくなってしまった. スーパーマーケットで売っている商品は 100% 植物性だ. どうしてこんな,まずくて健康にもわるそうなものが売れるのだろうか?
サンマ 1 匹 100 円以下で売られているが,さしみを買うとたかい. そこで,サンマ 3 匹まるごと買ってきて,妻と協力しつつ,自宅でさしみをつくってみた. 何年かまえにもやったことがあるのだが,すでに記憶の彼方であり,ほとんどゼロから再度,挑戦した. いささか時間はかかったが,まあ,よかったのではないかとおもう.
もともと 2 冊だった本を 1 冊にまとめている. 前半はひたすら食にこだわっている. ゲテモノの話もあるが,ほかにはないおいしいものもある. 特大のウナギを料理した話,料理人に刺身をつくらせた話もある. 後半は宿が中心だか,もっとはばひろい話だ. マサイ族の家にとまったら,その妻といっしょに寝ることになったという話もある. アフリカも最近は変化がはげしいが,それ以前の時代の文化を知ることができる.
評価: ★★★☆☆
関連リンク: アフリカを食べる/寝る@ , アフリカを食べる/寝る@Amazon.co.jp.
新幹線で福島を通過した. 線路のそばにも水田はたくさんあるが,電車のまどからみただけでは,ことし米をつくったのかどうか, よくわからない.
腸によい食材や料理を紹介している. 一番強調されているのは食物繊維だ. だが,紹介されている料理にはどれだけ食物繊維がふくまれているのか,どれだけたべればよいのかは,この本をみてもわからない. 数字をみたくないひとのための本なのかもしれないが,量を気にするひとには向かないだろう.
評価: ★★☆☆☆
関連リンク: 腸を健康にする食べ方@ , 腸を健康にする食べ方@Amazon.co.jp.
アーユルヴェーダというインドの医術にもとづく食の本である. 「ネバネバのものはよくない」 など,日本でよくいわれているのとはちがうことがいろいろ書いてある. よくいわれている方法をためしてもダメなひとはためしてみる価値があるだろうが,インドと日本の気候やひとの体質などのちがいがおおきいのではないだろうか. まずは日本でよくいわれることのほうをためしてみたほうがよいようにおもう.
評価: ★★★☆☆
関連リンク: 毒を出す食 ためる食 (文庫)@ , 毒を出す食 ためる食 (単行本)@ , 毒を出す食 ためる食 (文庫)@Amazon.co.jp, 毒を出す食 ためる食 (単行本)@Amazon.co.jp.
著者は現役時代から広島県工業試験所で日本酒にかかわってきた. 著者は日本酒は純米酒であるべきだとかんがえていて,この本ではそういう著者のかんがえが展開されている. しかし,世の中にはそれとはちがうかんがえがあること,そのなかには尊重するべきかんがえもあることもみとめている.
酒の趣味はひとによってちがう. だから,読者は著者のかんがえが自分にあっているのかどうかを,みきわめるべきだろう. すくなくとも私のかんがえとはあっている. 著者が評価している純米酒専門の福光屋の酒 (たとえば福正宗) はやすくてうまいとおもう. もちろん著者はもっと値のはる酒も評価しているが,やすくてうまいものに関して意見が合ったことはうれしい.
評価: ★★★☆☆
関連リンク: 純米酒を極める (文庫)@ , 純米酒を極める (新書)@ , 純米酒を極める (文庫)@Amazon.co.jp, 純米酒を極める (新書)@Amazon.co.jp.
つくり酒屋にうまれて醸造試験所などではたらいてきた著者は,酒造りの方法とくにその歴史を中心に,日本酒を語る. 太平洋戦争後,日本酒は短期間に辛口から甘口,そしてまた辛口になったというところに居身をひかれた. しかし,それは戦中に酒造りがすっかりだめになっていたことと関係があるのではないだろうか. そのあたりの負の歴史についてはまったくふれられていない. この本だけで日本酒がわかるわけではないだろう.
評価: ★★★☆☆
関連リンク: 日本酒@ , 日本酒@Amazon.co.jp.
ベルギービールは多種多様で,結局のところ 1 本 1 本,飲んでみなければわからないのだろうが,著者はその魅力をいろいろな面から紹介している. 味,香りはもちろん,グラスのえらびかた,製造法,料理との関係などなど. 巻末には 100 ページにわたって個々のベルギービールが紹介されている. 新書なので残念ながら写真はないが,そのぶん,文章でしっかりと紹介されている.
評価: ★★★☆☆
関連リンク: ベルギービールという芸術@ , ベルギービールという芸術@Amazon.co.jp.
シーガイアでの学会のために佐土原にとまって,鯨ようかんなる菓子のことを知った. ほかでは売っていないということなので,みやげには最適だとかんがえて,2 種類,買ってかえった. 予想どおり,2 種類の鯨ようかんにはだいぶ差があった. その差をたのしんでいる.
色は赤いが白ワインっぽい味がするワインが,日本の安いワインのなかにはすくなくないようにおもえる. まずいものをわざわざ買わないので,どのくらいひろがっているのかは知らないが…
日本茶や麦茶を 1 リットルのペットボトルにつめて会社などにもっていっていることはすでに書いた: 「自宅で 1 リットルのペットボトルにつめるお茶」, 「わかした麦茶をペットボトルで保存する」. 最近,これにプーアール茶とウーロン茶がくわわった.
タイ料理らしいものをたべたいから行くのだが,唐辛子マークが 3 つついている料理を注文しても辛くない. 味も日本化されていて,中華料理との差があまりない. それでいて,定食でも一種類の野菜ばかりの料理で肉もはいっていなかったりする. そこは日本化されていないということだろう. 2 人以上で行って辛さや料理のしかたを指定すればよいのだろうが,1 人でちょっとはいるなら中華料理屋にでもはいるほうがいい.
評価: ★★☆☆☆ 2.0[ 料理・味 1.5 | サービス 3.0 | 雰囲気 3.0 | CP 2.0 | 酒・ドリンク - ]
使った金額(1人): 夜 ¥1,000~¥1,999
投稿先: 食べログ
シシトウに,からいのと,からくないのがあることはよく知られている. 同様に,ほかのトウガラシ類もからいのと,比較的からくないのとがまざっている. そして,からいもののほうが香りはよい. 栽培したから知っているのだが,ハラペーニョなどはとくにそうだ. ふだんはほとんど料理をしないが,たまにピーマンをきってみて,やはり香りがよくてすこしからいのと,香りがない普通のとがまざっていることを発見した.
学会発表のためシンガポールに出張した. アウトラム・バークという公園のちかくにある Link Hotel というホテルにとまったが,周辺には安価なレストランが多数ある. 最初はみつけられなかったが,フードコートもみつけた. 今回は比較的短期の出張なので外食する機会もすくないが,それでも朝夕あわせて 5 回以上はいったので,それについて書くことにする. 以前いった Orchard Road 付近のほうがよかったようにおもうが,それでも,とくにフードコートでは日本ではあまりくちにはいらないいろいろなものがあって,あきない.
自宅でいれたお茶を 1 リットルのペットボトルにつめて,会社などにもっていっている. 最近そのレパートリーにくわわったのが紅茶だが,うっかり長時間抽出してからペットボトルにつめたところ,かなりにがくて渋いものになってしまった. それをひやすと,写真のようににごってしまった. これはとても紅茶とはおもえない.
ベルギーのビールは日本では 400 円とか 600 円とか,とてもたかい価格で売っている. ベルギーでもそこそこたかいのかとおもっていたが,どうも,そうではないらしい. 2 ユーロ以上のものはみかけない.
学会のためベルギーのゲントにきているが,夜は 9 時すぎまで十分にあかるいので,それまで観光して,最後に食事をしてホテルにかえった. きょうはまちの中心の川岸にあるレストランにはいった. なにを注文したらよいかよくわからないので,定食 (menu) のあるみせをえらんだ.
ベルギーのゲントへの出張の 3 日め,すでに自分の発表はおわったので,夜 10 時ちかくまで観光した. 10 時に閉店するレストランにははいれない. まちの中心の Korenmarkt というレストラン街で,みせをさがした. ここではどのみせも夜おそくまでやっているようで,メニューをみてはいっていく客もいる. いくつかの店をみて,きのうと同様,定食のある店にはいった. きのうはビーフ・シチューだったが,きょうはさかなのシチューだ.
最近,ネスカフェの製法がかわったときいた. 私自身はレギュラーをいれているが,母のためにゴールドブレンドを買ったので,それをためしてみた. たしかに,うまくかおりがとじこめられていて,レギュラーにおとらない. レギュラーにはもちろんよいところがあるが,なかなか安定した味とかおりを維持することができない. インスタントのよいところは品質が安定しているところだ. 安定して高品質ならば,魅力がある.
こどもの誕生記念に,青山の 「ラス」 というフレンチ・レストランで家族で食事をした (きょうではないが…). 昼も夜もフレンチ・レストランとしては比較的やすい 5800 円でおまかせメニューの食事を提供している. 結婚披露宴とおなじくらいの品数だが,量はすくない. 安価な材料が中心のようだがトリュフやフォアグラもつかっている. メニューはやすいかわりにワインはグラスが 1450 円もするので,5200 円のボトルにした. 欧米人ならこの量では満足しないだろうが,日本人にはこの値段でこの 「数」 の料理はわるくないだろう.
最近いろいろワクワクするおもしろいニュースをきいている. そのひとつは STAP 細胞だが,自分の生活にかかわるすごいニュースとして豆腐の生産革命の話がある.
「糖化」 や AGE の害を説明して,AGE 摂取や生成をへらすにはどうすればよいかについて徹底的に書かれた本だ. しかし,AGE 摂取をへらすこと一点ばりの本であり,へらせばほんとうに効果があるのか,また AGE 摂取をへらすためにたべものや生活をおおきくかえることによってどういう影響があるのかはわからない. もっと生活バランスに配慮する必要があるだろう.
評価: ★★☆☆☆
関連リンク: 「AGE」を減らしなさい@Amazon.co.jp.
学会出張でポーランドのクラクフからフランクフルトを経由してカナダのヴィクトリアにきた. 学会は最終日の朝おわってしまったので,昼はホテルちかくのショッピングセンターのフードコートでたべた. ギリシャ料理のみせをえらんだが,カラマリというイカのフライとサラダにした.
学会出張でエディンバラにきて最初の夜,レストランにはいろうとおもったが時間がたりなくてグロサリーで買ったものをたべた. それが習慣化したわけでもないが,その後もスーパーマーケットで買ったたべものをホテルのキッチンであたためてたべたりしている.
学会出張でエディンバラにきている. スーパー・マーケットで買った「チョリソー・ソーセージ」なるものをたべてみたのだが,ソーセージというよりは腸づめの kebab というようなものだった.
学会出張でエディンバラにきている. スコットランドにきたら,みやげには Wakers の shortbread がいいとかんがえていた. しかし,Mark & Spencer (スーパー) でさがすとプライベート・ブランドしかなかった. ほかのみせにいけば Walkers を売っているにちがいないのだが,これでまにあわせてしまった. 紅茶も買ったが,こちらはブランドにこだわりがないので,やはり M & S のを買った.
SDN NGAS ワークショップという学会で発表するため,カナダのナイアガラ・フォールズ (Niagara Falls) にきている. ついたのは 3 時すぎなので,つかれていることもあり,その日はやっと夕食をたべて水を買ったくらいでおわった. 夕食は中華料理屋にはいったが,はずれだった.
SDN NGAS ワークショップという学会で発表するため,カナダのナイアガラ・フォールズ (Niagara Falls) にきている. ナイアガラのまちをあるいていて気になったレストランのひとつが,パキスタン料理の buffet 屋だ. そこで,18 時まえにこの店にはいってみた.
ヨーロッパでは水にだいたい 2 種類ある. 炭酸がはいったものとはいっていないものだ (もちろん炭酸いりのものも加糖していない). 炭酸いりのペットボトルはかたい. 日本からもってきたペットボトルにうつすと,それもカチカチになる.
しじみをたべていて,最近サプリメントの広告をよくみることをおもいだした. 「オルチニン」 と書いてあったようにおもって検索してみると,ただしくは 「オルニチン」 だということがわかった. 弱小なサプリ・メーカだけでなく,協和発酵のページらしきところ でも,くりかえし「オルチニン」と書いている. 協和発酵には Web の質問フォームでしらせておいた.
LEM21 という学会で発表するため,京都にきている. 西日本へもときどき旅行・出張しているが,さかなのひらきが皮をうえにしてでてくることは,いままでしらなかった. さんまを注文して,そのちがいにやっと気がついた. 国内の文化は差がなくなってきているから国内旅行はつまらないとおもっていたが,まだ知らないことがあった.
ビール類のなかで本麒麟が一人勝ちだという. そこで,これまで飲んだことがなかった本麒麟を買って飲んでみた. たしかに,これはビールにちかい味だ. これがキリンラガーだといわれたら,信じてしまいそうな味だ.
最近,テレビなどで「おからパウダー」がとりあげられた. そこですこしネットなどでさがしてみたが,おからパウダーよりはきな粉のほうが安いことがわかった. 昼食の糖質をへらして高蛋白にするのに,きな粉をためしてみることにした.
Web で「岩塩 成分」と検索すると,塩の成分をリストしたページがいろいろみつかる. それをみておどろくのは,まちがいや誤解をまねく記述の多さだ.
外食もあまりしないし出前もあまりとらないのだが,新型コロナで外出が減ったこともあり,Uber Eats と出前館をためしてみた. まだ 1 回ずつだが,それでもわかったことがある. 汁があるものは出前館のほうが安心できるということだ.
卵のかんたんな調理法は殻のままゆでることだが,そうすると黄身はかたまって,本来のうまさがうしなわれてしまう. しかし,生のままの黄身はながれてしまうので食べにくい. 黄身と白身の両方がほどよくかたまる調理法がポーチド・エッグであり,それをつかった料理がエッグ・ベネディクトだ.
ChatGPT に,こんにゃくに海藻がまぜてある理由をきいた. つぎのようなこたえだった.
サンマを買ったが大根おろしがなくてどうしようかとかんがえた. ネットであれこれ検索してみたが,あまりよい解はみつからなかった. しかし,よい解があるかどうかはべつとして,ChatGPT にきくほうが,ずっとはやく解にたどりついた.
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